”Just Walking In The Rain” Johnnie Ray
この曲はジョニー・ブラッグとロバート・S・ライリーによる作詞・作曲によるもので、米国テネシー州立刑務所で服役中の
黒人コーラス・グループであるザ・プリゾアネーズが1953年に発表したR&Bです。
これを1956年にミッチ・ミラーのプロデュースでジョニー・レイがカヴァー、全米2位の大ヒットになりました。
バックの演奏はアル・カイオラのギターを加えたレイ・コニフ楽団の伴奏で、口笛はジェリー・デュアンが担当しました。
歌の内容は失恋の痛みを忘れるために雨の中を歩いているが、どうしても忘れられないというものです。
Just walking in the rain
Getting soaking wet
Torturing my heart
By trying to forget
Just walking in the rain
So alone and blue
All because my heart
Still remembers you
↓はジョニー・レイの『雨に歩けば』 YOUTUBEより
参考までに、1957年3月20日付けの今週のベストテンの順位は以下のようになっていました。
① エデンの東 ヴィクター・ヤング楽団
② 雨に歩けば ジョニー・レイ
③ マルセリーノの歌 サウンド・トラック
④ 霧のロンドン ジョー・スタッフォード
⑤ ジャイアンツ WB管弦楽団
⑥ 誇り高き男 スリー・サンズ
⑦ 冷たくしないで エルヴィス・プレスリー
⑧ 禁じられた遊び ナルシソ・イエペス
⑨ オンリー・ユー プラターズ
⑩ ブルースを唄おう ガイ・ミッチェル
口ずさんでいたのだから、今にして思えば
随分ませていた事になります。
霧のロンドン♪、マルセーリーノ・マルセー
リーノ🎶も同様です。
この時代は‘おとな’が選んだベストテンでした。
まだ小六の子供にとって
洋楽への想いをかき立てられる…
そんな素晴らしいベストテンだったと思います。