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『ベサメ・ムーチョ』 トリオ・ロス・パンチョス

2016-03-04 13:07:23 | 名曲セレクション

”Besame Mucho” Trio Los Panchos



コンスエロ・ベラスケスが1941年に作詞・作曲した甘いボレロでラテン・ミュージックの名曲中の名曲です。
1943年にはサニー・スカイラーが英詩をつけてトミー・ドーシー楽団 ( ボブ・エヴァリー&キティ・カレン ) でアメリカで
ヒットしました。日本では1959年のパンチョス来日の際に既にレコード化していたこの曲も同時に大ヒットとなりました。
トリオ・ロス・パンチョスはメキシコ人のアルフレッド・ヒルとチューチョ・ナヴァロそれにプエルトリコ人のエルナンド・
アヴィレス によって、1944年に結成されたラテン・トリオですが、以後、何度もメンバーが入れ替わっています。
我々世代に馴染みのあるのはジョニー・アルビノ、チューチョ・ナヴァロ、アルフレード・ヒルのトリオ(1958~66)でしょう。
歌詞の”Bésame mucho”( いっぱいキスして ) から甘美なラヴ・ソングだと思われがちですがそうではないようです。
ベラスケスの女友だちが重病で入院中の自分の夫を見舞ったとき、最期を悟っていた夫が妻に「いっぱいキスして」
とねだったのをベラスケスが目の当たりにしたことからこの曲が生まれたということだそうです。
Como si fuera esta noche la última vez.( 今夜が最後かもしれないから ) という歌詞にその意が込められています。
いずれにしても悲しい別れの歌であることは間違いないようです。

Bésame, bésame mucho,
Como si fuera esta noche la última vez.
Bésame, bésame mucho,
Que tengo miedo perderte,
Perderte después..

↓はトリオ・ロス・パンチョスの『ベサメ・ムーチョ』 YOUTUBEより





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
CHOCHINさん、こんにちは (オンリー・ザ・ロンリー)
2016-03-06 13:40:12
すっかり忘れていたトリオです。
来日した際に観に行きました。
Bésame muchoが「 いっぱいキスして 」
とは知りませんでした。
僕も一度使いたいです(笑)。
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オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2016-03-07 10:37:01
コメントありがとうございます。
私はナマで見たことはありませんが
TVでは何度も視聴しました。
特にレキントの音色が素敵でした。



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