”You'd Be So Nice To Come Home To” Helen Merrill
第二次大戦最中の1942年にコール・ポーターが作詞・作曲した名曲で、映画"Something to shout about"の挿入歌
としてジャネット・ブレアとドン・アメチーが唄っています。( 残念ながら映画は日本では公開されておりません )
当時は多くの人々が戦場に駆り出されており、残された恋人・妻・家族の心情を素直に語る歌詞が共感を呼んで
1943年のダイナ・ショア盤はアメリカ全土で大ヒットしました。
その後、1954年にはクインシー・ジョーンズの編曲により ヘレン・メリルがレコーディングしてリヴァイヴァル・ヒット、
そのハスキーな歌声は「ニューヨークのため息」と絶賛されました。
また彼女は1966年から約10年間日本に滞在した親日家としてもよく知られています。
You’d be so nice to come home to
You’d be so nice by the fire
While the breeze on high sang a lullaby
You’d be all that I could desire
Under stars chilled by the winter
Under an August moon burnin’ above
You’d be so nice, you’d be paradise
To come home to and love
↓は ヘレン・メリルの『帰ってくれたら嬉しいわ』 YOUTUBEより
クリフォード・ブラウンのトランペットとギル・エヴァンスのピアノが素晴らしいですね。
ご参考までにダイナ・ショア盤も貼っておきます。
↓はダイナ・ショアの ”You'd Be So Nice To Come Home To” YOUTUBEより