
『お熱いのがお好き』 Some Like It Hot (米) 1959年制作
監督 ビリー・ワイルダー
音楽 アルフレッド・ドイッチェ
主演 シュガー … マリリン・モンロー
ジョー (ジョセフィン) … トニー・カーティス
ジェリー (ダフネ) … ジャック・レモン
オスグッドⅢ … ジョー・E・ブラウン
スパッツ・コロンボ … ジョージ・ラフト
主題歌 『愛されたいのに』 ( I Wanna Be Loved By You ) 唄・マリリン・モンロー
禁酒法下のシカゴで起きた聖ヴァレンタインデー事件をヒントに書き下ろされたラヴコメディ。
シカゴの楽団員のジョーとジェリーはギャングたちの射殺事件を目撃してしまったためにギャング
から追われ、二人は女装してオール女性メンバーの楽団に潜りこんで一行と演奏の旅に出る。
ジョーはヴォーカルのシュガーに惚れて今度は石油会社のオーナーに変装してシュガーの
気を引こうと企み、一方ジェリーは大金持ちのオスグッド3世に惚れられてしまう。
しかしギャングに正体を見破られて再び追われるがオスグッド3世によって救われる。
主題歌の『愛されたいのに』はハリー・ルビーとハーバート・ストサートの作曲にバート・カルマ―が
詩を付けたもので、1928年のミュージカル"Good Boy"のために書かれた古い曲です。
この映画では時代を合わせるように1920年代に流行した曲が多用されています。
また、アルフレッド・ドイッチェやマティ・マルネックのオリジナル曲も数曲演奏されていました。
I wanna be loved by you, just you
Nobody else but you
I wanna be loved by you alone
Boop-Boop-a-Doop
↓はマリリン・モンローの『愛されたいのに』 YOUTUBEより
また、この映画の傑作シーンといえば、ダフネとオスグッド3世のダンスシーンでしょう。
曲は『ラ・クンパルシータ』ですがコンチネンタル・タンゴ風にアレンジされていました。
↓は映画からダンスシーンの『ラ・クンパルシータ』 YOUTUBEより