クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

博物館でお正月その3、松梅群鶏図屏風

2024年01月04日 19時46分12秒 | 日記
鶏の絵師として知られる若冲の松梅群鶏図屏風が展示されていました。
様々な姿態の鶏が描かれており、特に表情はユーモラスで見ていて飽きません。
また石灯籠に乗った鶏が描かれていますが、灯籠は点描で表現されていました。






点描で描かれた石灯籠


大変ユーモラスな表情




博物館でお正月その2、松林図屏風

2024年01月03日 17時02分08秒 | 日記
トーハクの年始は松林図屏風の展示が恒例となっています。
松林図は長谷川等伯の水墨画の傑作です。
毎年展示されているのでもう何度か見ているのですが、私には難解です。
今年改めて見ると、左隻(させき)は左手前の松林から右上の雪山まで奥行きを感じさせる構図です。
右隻は向かい合った松林が共鳴しているようにも見えます。
全体としては霧に包まれた松林を風が通り抜け、松林が揺れる様子が幽玄に表現されており、近づいてみると藁筆などで描いたとされる部分は荒々しい筆致が目立ちます。
この枯淡の極致のような松林図は誰かの依頼ではなく、息子久蔵の死を契機に描いたものと言われています。
松林図以降、等伯はモノクロの水墨画しか描いていないそうです。

全体図、これは模倣作。

左隻。右上に薄く雪山が描かれている。

右隻。右端の傾いた松林が秀逸。
藁筆、固くなった筆、竹先を細く砕いた筆などで描いたされる。

「長谷川」「等伯」印が基準印と異なるなど謎がある。

博物館に初詣

2022年01月06日 17時44分15秒 | 日記

ここ3、4年は新年早々に東京国立博物館に行っています。今年も1/5に行きました。
この時期はお目出度い物や干支にちなんだ物が展示されます。
どちらも他の時期では見られない物が多く含まれるのでなかなか興味深いです。


毎年恒例の正月らしい華やかな生花。


正月には必ず長谷川等伯の松林図屏風が展示されます。
これはキャノンと京都文化協会による高精細な複製。


国宝・孔雀明王像の高精細複製。
キャノンと京都文化協会が協力して実施している文化財保存プロジェクトの成果物。


青花虎文皿。中国・景徳鎮で日本向けに焼かれた組小皿。


五彩虎図皿。中国・景徳鎮、明時代。


青花辰砂虎じゃく文面取瓶。朝鮮時代。

明治時代の帝国博物館・天産部編集の図付録より。

子供部屋の活用

2021年06月15日 21時07分54秒 | 日記

家ではほとんどの時間を小さな3畳の書斎で過ごしています。
手の届く範囲に必要なものがあって便利なのですが、狭すぎてエアコンが付いていません。
そのため夏はエアコンの有る寝室で過ごすのですが、そこには机がないのでPC作業には向いていません。寝室では小型PCにTVをつないでモニタ代わりにしています。
そこで今夏から10年以上使われていない子供部屋を使うことにしました。


ノートPCだけでは画面が狭いので、サブモニタとしてASUSの24型モニタを繋げてみました。
書斎のメインPCよりはかなり非力ですが、エアコンと机があるのが大きいです。


庭のミニトマト

2020年07月14日 09時12分50秒 | 日記

コロナ禍の外出自粛の中はじめたミニトマト栽培ですが、順調に生育し収穫期を迎えています。
そのため毎日新鮮なトマトが食卓に並びます。


ミニトマトは一つの花房に10個前後の実がなるようです。一本の木に10数個の花房が付くので150~200個超のミニトマトが成るようです。ただ実が大きい中玉はそんなに成りません。


今は収穫期の初めで、青い実や花、蕾も沢山残っています。
ミニトマトは開花から結実まで1ヶ月、あるいはそれ以上かかるので、この夏の間中は楽しめそうです。
トマトは南米原産で現地は日本ほど水が豊富でないので、熟した後雨に濡れると実が割れてしまいます。
できれば完熟した実を取りたいのですが、油断するとすぐに割れてしまうのが残念なところです。