クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

京都旅行3日目・北野天満宮

2020年02月29日 16時12分34秒 | 旅行

折角梅の季節に京都を訪れたので、梅の名所である北野天満宮に行きました。


入り口の鳥居をくぐって参道を行くと大きな楼門に出ます。


楼門を抜けて左方向に進むと天満宮と書かれた三光門に出ます。三光門の正面に国宝の本殿があります。




本殿正面に向かって左に有名な飛梅があります。飛梅は八分咲きくらいでしたが綺麗に咲いていました。




本殿の裏手には文子天満宮や末社が並んでいます。


本殿に参拝した後はお目当ての梅苑に入りました。


開花の状態は非常に良くて撮影日和と言えます。天気も花の状態も良いので気持ちよく撮れました。時々メジロも見掛けました。


ところで境内には道真にちなんで牛の像が沢山置かれています。中に一頭だけ目が赤い牛がいました。
目が赤い理由は諸説ありますが、その一つに菅原道真への忠義心で瞬きせずに道真を見つめ続けたから、という説があるそうです。


京都旅行2日目・南禅寺、インクラインと六角堂

2020年02月28日 10時30分09秒 | 旅行


2日目の最後は南禅寺に行きました。南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。
かつて京都と鎌倉には禅寺の五山制度というのがありましたが、南禅寺はそれらの上の別格として扱われました。




南禅寺は大きな寺で三門からして巨大です。2階の回廊に登れますが、今回はパスしました。


法堂は法事などが行われる南禅寺の中心的建物で巨大で色合いがキレイなお堂です。


内部には入れませんが、中を覗くことは出来ます。天井には龍が描かれています。この雲龍図は日本画家・今尾景年の作品です。


法堂から右に折れると琵琶湖疏水が流れるレンガ作りのアーチ橋・水路閣があります。古代ローマ水道のような風格があります。京都の上水道として今も使われているそうです。




水路閣を見学後、方丈を見学しました。方丈は大方丈と小方丈があります。大方丈からは、小堀遠州作の石組みを虎の親子に見立てた虎の子渡しと呼ばれる枯山水の庭園を眺めることが出来ます。
小方丈にも如心庭という庭園がありますが、数々の襖絵も見学できます。特に狩野探幽作の水呑みの虎は有名です。




方丈の一番奥には茶室が2つあり、南禅寺垣という竹垣に囲まれています。


南禅寺を出て少し行くと、かつて船の輸送に使われていたインクラインのレールが残っています。
現在は花見の名所になっているそうです。






インクラインの横を通り、蹴上駅から四条御池まで移動し、宿に戻る途中に六角堂を見学しました。
六角堂は聖徳太子縁の寺ですが、華道発祥の地としても知られています。
六角堂の北に聖徳太子が身を清めた池があり、そのほとりに小野妹子を始祖とする僧侶が住み、池坊と呼ばれるようになりました。代々六角堂の住職を務めた池坊は仏前に供える花に工夫を加え、室町時代に生け花が成立したそうです。

京都旅行2日目・法然院~大豊神社~熊野若王子神社~永観堂

2020年02月27日 15時59分22秒 | 旅行

銀閣寺を後にして哲学の道沿いに南に下りました。季節柄、所々には梅が咲いています。


最初に法然院を見学しました。その名の通り、浄土宗宗祖法然が弟子と営んだ草庵が元となっている小さな寺院でした。


入り口の門をくぐると白砂壇と呼ばれる砂の間を通り境内に入ります。この砂壇は水を表し心身を清める意味があるそうです。


建物には雅楽か何かを舞う男が描かれた衝立が置かれていました。


次に大豊神社に寄りました。この神社は宇多天皇の病気平癒を願って建てられたものです。


特に末社の大国社の狛鼠、日吉社の狛猿、愛宕社の狛鳶がそれぞれの神のお使いとして有名です。


次の熊野若王子神社は後白河法皇が熊野権現を勧進して建立された神社です。
去年熊野古道を歩きましたが、後白河法皇は熊野詣を34回もしているので、一際信仰が篤かったのでしょう。


境内には鯛を抱えた恵比寿様が祀られていました。


次に永観堂(禅林寺)を見学しました。永観堂は浄土宗西山禅林寺派の総本山です。
みかえり阿弥陀と呼ばれる、首を左に向けて微笑みを称える珍しい仏像で有名です。
今回の旅行で是非見たかった仏像ですが、厨子に納められた小さな像でした。




永観堂はみかえり阿弥陀のみを目当てに行ったのですが、庭園や堂宇や門、それに多宝塔もあり見所の多い大きな寺院でした。

京都旅行2日目・銀閣寺

2020年02月26日 09時19分17秒 | 旅行

2日目は銀閣寺から哲学の道を通って南禅寺まで歩きました。
最初にバスで開門時刻に合わせて銀閣寺に向かいました。銀閣寺は高校の修学旅行以来なので40年数年ぶりです。


総門を入って中門へ向かう参道両側の銀閣寺垣は何となく記憶に残っていました。
銀閣とすぐ横の向月台は写真などでもよく見ますが実物を見るのは久しぶりです。
この日は観光客が少なかったので、人物が入らない写真が撮れました。




少し奥に進むと本堂がありますが、扉の鷹の絵も見た記憶があります。


一番奥の東求堂は現存最古の書院作りで日本家屋の和室の原点とも言えるもので国宝に指定されています。




更に進むと苔むした裏山に出たのですが、この部分は全く記憶にありません。


少し登ると展望所に出て東山の町並みが望めます。
そうして裏山を下り、池越しに銀閣を見ながら進むと出口となります。

京都旅行初日・八坂神社と周辺散策

2020年02月25日 11時15分12秒 | 旅行
建仁寺見学後、少し時間が余ったので八坂神社に向かいました。




途中の花見小路というのは風情のある通りです。


八坂神社は四条通りに面した西楼門は重要文化財に指定されるだけあって立派です。


境内を軽く見た後、祇園白川を回って帰ることにしました。


白川に沿った白川南通りには少しだけ梅が咲いていました。


建仁寺、八坂神社を散策し、良い時間帯になったので夕食をとって宿に帰りました.