クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

新薬師寺から東大寺ミュージアム

2023年01月31日 19時08分52秒 | 旅行
白毫寺から新薬師寺に向かいました。
新薬師寺は前にも来たことがあるのですが、国宝の薬師如来と十二神将をまた見たくなりました。
十二神将は12体揃った塑像群です。今は表面の彩色は消えていますが、往時は極彩色に彩られていたそうです。別室ではCGで往時の姿を再現していました。
新薬師寺から東大寺ミュージアムに向かいました。
途中の沿道にはスナップしたいと思わせる景観が現れます。
ミュージアムは東大寺らしく国宝、重文が多く揃っており見ごたえがありました。

白毫寺から新薬師寺に向かう街並みにて
新薬師寺

十二神将像の彩色CG
新薬師寺~東大寺に向かいました
東大寺南大門
東大寺ミュージアムを見学

白毫寺

2023年01月30日 08時52分24秒 | 旅行
奈良旅行の5日目は郊外にある白毫寺に行きました。
駅からバスに乗り高畑住宅停留所で降り、そこから高台の白毫寺まで歩きます。
途中道路が入り組んでおり少し遠回りをしてしまったようです。
眺めの良い花の寺という謳い文句通り、石段を登って後ろを振り向くと奈良の街並みがよく見えました。
寺の宝蔵には重文の阿弥陀如来像や閻魔像などが安置されています。
また境内には石仏の小路や多宝塔跡がありました。
先日歩いた山の辺の道の終点付近が続いていました

石段の始まり



振り返ると奈良の街並みが一望できました



石仏の道


サバクヒタキ

2023年01月29日 15時53分38秒 | 野鳥
昨日は都内へ出る用事があったので、ついでというわけでもないのですが、去年の11月頃から話題になっていたサバクヒタキを見に行ってみました。
いまだにいるかどうかは半信半疑でしたが、短時間ですが姿を見せてくれました。春先には帰ると思うのですが、無事に帰ることができれば、と思います。






最後は電柱に乗って周囲を見回し飛び去ってしまいました。
OM-1+Leica 100-400mm F4-6.3 

キトラ古墳

2023年01月28日 20時13分27秒 | 旅行
高松塚古墳は以前見たので今回はキトラ古墳に向かいました。実は翌日から壁画の実物が公開されるとのことでしたが、時間の制約もあるのでこの日の見学で良かったと思います。
キトラ古墳は元々あった丘の頂上部に作られた小さな円墳です。内部に鮮やかな壁画がある石室が見つかりました。壁画は痛みが激しく直ぐに崩れてしまいそうなので保存作業が進められました。
古墳の裾野に壁画体験館・四神の館が作られておりコンピュータグラフィックスで再現された壁画などを見学することができます。石室には玄武、青龍、朱雀、白虎、十二支像、天文図が描かれています。
古墳の構造、作成方法から壁画の保存方法まで様々が情報を閲覧できるのでかなり楽しめました。
ここは行ってよかったと思います。

最上部の小さな円墳部がキトラ古墳



今回訪ねた四神の館。無料だがかなり楽しめる。



石室の様子







飛鳥寺と橘寺、川原寺跡

2023年01月27日 15時18分52秒 | 旅行
安倍文殊院のあとは日本最古の仏像のある飛鳥寺に向かいました。
飛鳥寺は蘇我氏の氏寺で日本最古級の寺院です。
本尊の通称・飛鳥大仏(阿弥陀如来像)は605年に百済の仏師・鞍作止利(くらつくりのとり)によって作られました。金銅製ですが現在は真っ黒で異国人風の威厳のあるいかめしい表情をしています。
像は何度も修復されたとのことで重文どまりで国宝には指定されていませんが2度の火災を免れ1400年間ずっとこの地に留まっているそうです。
本堂には蘇我氏と関係の深かった聖徳太子16歳の孝養像もありました。
敷地の外には乙巳の変で暗殺された蘇我入鹿の首塚が立っていました。
ともあれ門外からは見ると目立たない地味な寺ですが、長大な歴史の流れを感じさせてくれる古寺といえます。
橘寺は太子建立の七カ寺の一つで飛鳥寺の近くにあります。
こちらにも聖徳太子や如意輪観音などの像が安置されています。
また正面の道路を挟んだ向かいには川原寺跡がありました。
こちらには伝空海作の持国天、多聞天と3番目に古い十二神将像が安置されていました。また創建当時の飛鳥時代の礎石が残っていました。

飛鳥寺本堂

飛鳥大仏

聖徳太子孝養像(室町時代)

阿弥陀如来像(平安時代)

勢至菩薩(平安時代)
大黒天像(鎌倉時代)
飛鳥寺西門跡

伝蘇我入鹿首塚

橘寺境内

橘寺天井絵


川原寺跡(現弘福寺)

川原寺創建時の礎石