写真仲間がカメラ2台を手放すということで譲り受けました。
2台というのはFujifilm XF10とPanasonic TX2です。
先日はその2台を持って小江戸・川越にスナップに行ってみました。
XF10はAPS-Cサイズのベイヤー配列CMOSを搭載した28mm相当単焦点機です。
EVFは搭載していません。画質はセンサーが大きいだけあって良好です。
最短撮影距離は10cmと比較的寄れます。
デジタルズームを使い35mm、50mm相当でも撮影可能です。
AFは最近の機種にしては遅く、暗いと迷うことがあります。
スナップショットモードというのがあり、距離2m/絞りF8、5m/F5.6の組み合わせから選択しパンフォーカスで素早く撮影できます。
FUJIFILMといえばフィルムシミュレーションモードですが、カラーはPROVIA、Velvia、ASTIA、クラシッククローム、PRO Neg.Hi、PRO Neg.Stdと6種類あります。またモノクロは5種類です。
またフィルムシミュレーションブラケットもあるので、そういった面では楽しめます。
実際に半日使ってみた感想ですが、気になっていたAFは晴天屋外では速度、精度とも問題を感じませんでした。フィルムモードはPROVIA/Stdを主に使ったのですが、発色、階調ともに自然に感じます。バッテリの持ちも思ったより良く、予備が間に合わなかったのですが、全然余裕でした。
撮りはじめて少したち、目が28mmの距離感に慣れてくると良いペースで撮れました。帰宅してPCで等倍で見ると意識していない細部まで写っていて驚くこともありました。
普段スナップを撮ることはほとんどないのですが、このカメラなら気楽に撮れるので、またどこかに撮りに行きたい気分になりますね。