皇居三の丸尚蔵館の開館記念展の見学に行ってみました。
展示スペースは2室のみなのでそれほど広くはないのですが、展示物はどれも逸品ぞろいでした。
カメラマン的に特に良かったのは展示品の撮影が可能だったこと。
当日の一番の人気作は伊藤若冲の国宝・動植綵絵でしょうか。
狩野永徳の唐獅子図屏風は威風堂々とした獅子の佇まいは流石国宝という存在感でした。
高島屋の献上品である刺繍製の屏風の立体感、質感も素晴らしかったです。
個人的に一番ひきつけられたのは明治時代にパリ万博に出品された七宝四季花鳥図花瓶でした。
華やか、繊細、精緻でその場を圧している感がありました。
以上3点は若冲、動植綵絵より。
以上2点は狩野永徳、常信の唐獅子図屏風。
高島屋呉服店、閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風
並河靖之作、七宝四季花鳥図花瓶