クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

その後のカボチャ

2024年08月18日 12時57分19秒 | 日記
10日くらい前にカボチャ作りについて書いたのですが、今回はその後の経過です。
無事にカボチャたちは成長し、先日試しに一個を収穫しました。
ちょっと早く取りすぎたようで若干甘みが少なかったです。
現在畑には様々な成長段階のカボチャが沢山育っていますので収穫が楽しみです。

左右で種類が異なるようです。


収穫間際のカボチャ。

皇室のみやび展見学

2024年06月13日 19時45分08秒 | 日記
皇居三の丸尚蔵館の開館記念展の見学に行ってみました。
展示スペースは2室のみなのでそれほど広くはないのですが、展示物はどれも逸品ぞろいでした。
カメラマン的に特に良かったのは展示品の撮影が可能だったこと。
当日の一番の人気作は伊藤若冲の国宝・動植綵絵でしょうか。
狩野永徳の唐獅子図屏風は威風堂々とした獅子の佇まいは流石国宝という存在感でした。
高島屋の献上品である刺繍製の屏風の立体感、質感も素晴らしかったです。
個人的に一番ひきつけられたのは明治時代にパリ万博に出品された七宝四季花鳥図花瓶でした。
華やか、繊細、精緻でその場を圧している感がありました。


以上3点は若冲、動植綵絵より。



以上2点は狩野永徳、常信の唐獅子図屏風。


高島屋呉服店、閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風



並河靖之作、七宝四季花鳥図花瓶

東博、新指定国宝・重要文化財展など

2024年05月19日 08時54分00秒 | 日記
都心に出たついでに5/12まで開催されていた東京国立博物館の新指定国宝・重要文化財展の見学に寄ってきました。
ただし文化庁の指導で原則撮影不可でした。東博管理の仏像は撮影可能でした。
仏像以外にも「行道面~ほとけを演じるための仮面」という特集展示が興味深かったです。

天王立像 10~11世紀 亀岡市大宮神社伝来


吉祥立像 10世紀 亀岡市大宮神社伝来



行道面 毘沙門天。鎌倉時代。
一文字に結んだ口、青黒い肌は鎌倉時代以後に規範となった東大寺大仏殿の四天王像の毘沙門天に一致。


行道面 持国天。鎌倉時代。
口を開き、緑色の肌は鎌倉時代以後に規範となった東大寺大仏殿の四天王像の持国天に一致。

行道面 五部浄居天。14世紀、鎌倉時代。
二十八部衆の五部浄居天の被る象頭冠と考えられる。

博物館でお正月その4、千手観音と八幡三神像

2024年01月05日 08時20分28秒 | 日記
トーハクでは一室まるまる仏像が展示されていました。
その中から個人的に興味深かった2点をご紹介します。
一つは千手観音坐像。14世紀、南北朝時代の作だそうです。
木造ですが表面の金泥の状態が良く、光背も繊細で見入ってしまいました。
もう一つは見る機会の少ない仏像ならぬ神像です。
島根の赤穴八幡宮に伝わる八幡三神像です。
三神とは八幡神=応神天皇、息長足姫(おきながたらしひめ)=応神天皇の母(神功皇后)、比売神=応神天皇の皇后、のことです。


千手観音坐像。表面の金泥(にかわに金粉を溶いたもの)の輝きが神々しい。


八幡三神坐像(八幡神=応神天皇)。

八幡三神坐像(息長足姫=神功皇后)

八幡三神坐像(比売神=応神天皇の妃)