クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

九州旅行・高千穂の夜神楽

2020年01月31日 20時13分36秒 | 旅行

臼杵をあとにして神話の里・高千穂に向かいました。
夕食後、宿の近くの高千穂神社で毎日催されている夜神楽を見学しました。
神楽は33番あるそうですが、天岩戸伝説をモチーフにした4番が演じられました。




登場人物は手力男命(たじからおのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、最初に手力男命が天照大神を探し、次に天鈿女命が天の岩戸より誘い出す舞を演じ、さらに手力男命が天の岩戸を開きます。


途中天手力男命の面は白から赤、衣装も変わります。


最後に2名による国造りを表す御神体の舞が演じられました。
このような神楽を見るのは初めてでしたが、最後の御神体の舞は観客を引き込んだユーモラスな部分もあり、1時間の間興味深く楽しんでみ見ることが出来ました。

九州旅行・二日目、臼杵城址と歴史の道

2020年01月30日 21時26分40秒 | 旅行



臼杵磨崖仏見学の後は、臼杵城址に向かいました。
臼杵城はキリシタン大名として知られる大友宗麟築城の海城です。江戸時代は稲葉五万石の居城でした。


天守は残っていませんが石垣は規模が大きく見ごたえがありました。平成に作られた大門櫓なども立派でした。




城跡を見学した後は、近くの二王座歴史の道を散策してみました。
白壁の土蔵や寺院の連なる風情のある小径で、偶然知り合った地元の方によると時代劇のロケ地にも度々登場することがあり、特に旧真光寺の2階から眺める景色が絶景だと教えてもらいました。


↑旧真光寺の2階より
確かに武家屋敷が連なり、片側には石垣がある坂道はタイムスリップしたような景観でした。

九州旅行・二日目、臼杵磨崖仏

2020年01月29日 21時02分34秒 | 旅行



別府の地獄めぐりのあとは臼杵市の磨崖仏に行きました。
ここは時間にゆとりがあれば行こう、くらいの気持ちでいたのですが、実際に見学してみると石仏の素晴らしさに驚きました。










ガイドブックに載っていたので臼杵城址の前に寄ってみたのですが、さすがは国宝に指定されるだけのことはありました。磨崖仏というと表面が風化して元の形状がよくわからない物が多いですが、ここの石仏は保存状態もよく、表面の着色も残っており、素人目にも造作の良さが分かります。




ここまで磨崖仏あるいは石仏と書きましたが、臼杵磨崖仏の実体は4箇所に作られた60数体の石仏群の総称です。国宝には61体が指定されており、場所によりホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群、山王山石仏、古園石仏と呼ばれています。
案内板を見ると、藤原氏の一族の九条家の領地がこの付近にあり、都から一流の仏師を招いて、平安末期から鎌倉に掛けて作られたものだそうです。
なにはともあれ4つの石仏群を見学したあとは満ち足りた気分で次の場所に迎えました。


九州旅行・二日目、地獄めぐり

2020年01月28日 21時42分30秒 | 旅行



最初に別府温泉の地獄めぐりを見学しました。


地獄とは海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄の7つからなる源泉活用の観光施設です。
それぞれの地獄は例えば血の池地獄は赤い温水、龍巻地獄は間欠泉、海地獄は青い水など特徴があります。






また温泉熱を活かして、足湯や熱帯植物園、あるいはワニやピラルクなどを飼育しています。
7つの地獄と書きましたが、これは別府地獄組合に所属している地獄であり、所属していない地獄もあります。


駆け足で7つを巡りましたが、最初に見た海地獄の青い水がとてもきれいで印象に残りました。


また鬼石坊主地獄の同心円状の熱泥も面白かったです。


最後に見学した龍巻巻地獄の間欠泉は、蒸気を吹き上げる間隔は短いのですが、規模が小さいのが少々残念に感じました。

九州旅行・一日目後半

2020年01月28日 19時24分51秒 | 旅行

宇佐神宮見学後、杵築城に行ければと思っていましたが、天気も悪いので大分市内のホテルに直行しました。






市内では大分城址と駅前のイルミネーションを見学し九州ラーメンを食べました。
大分城址は地元では府内城と呼ばれているようですが、石垣と櫓が2棟が残っている程度でした。
天守閣のサイズを確認できるイルミネーションが作られていましたが、あまり迫力はありませんでした。


旧大分銀行の赤レンガ館はそれなり風情がありました。