北海道旅行・霧多布岬から根室

摩周湖を後にして根室市に向かいました。途中霧多布岬、落石岬、花咲灯台車石と岬の観光スポットに寄りました。


霧多布岬に行く途中別海町を抜けるのですが、この辺りは酪農地帯で至ることろに牧場があり、牛がのんびり草を食んでいました。農地は広々としており牛にとっては居心地が良さそうです。




霧多布岬は風が強かったですが、眺めはよく、紅白に塗られた可愛らしいデザインの灯台があり、岬の突端まで降りていけます。


霧多布岬の次に落石岬に行きました。ここには天然記念物のサカイツツジが咲いているそうなので寄ってみました。現地に行ってみると何もなく、たまたまいた人に尋ねると落石岬は徒歩20分だそうで、サカイツツジも僅かに咲いているかもしれない、ということでした。
どうしようか迷ったのですが、ここまできたのだからと歩いてみることにしました。
すると湿原に入るとサカイツツジは見当たらないのですが、水芭蕉やワタスゲが咲いていました。






また岬には紅白の灯台があり、キタキツネがいました。また帰り道ではエゾシカがいたので歩いたのは大正解でした。なおサカイツツジは帰り道によく探すとほんの少しだけ咲いているのを見つけました。ことしはどうやら開花が例年に比べて早かったようです。


この日の最後は花咲灯台車石を目指しました。車石というのは車輪形状の柱状節理のことで非常に珍しく天然記念物に指定されています。間近で見る車石は周囲の岩と一体になっているので写真で見たほどのインパクトは感じませんでした。写真では半円形の部分のみを切り取っているので円形感が強調されています。


またここの灯台も赤と白に塗り分けられていました。どうやらこの配色が北海道の標準のようです。