北杜夫展のある意味、ハイライトはマンボウビロウドコガネという新種の昆虫でしょう。
このコガネムシの名は作家と親しく交流していた発見者の平沢伴明氏が作家にちなんで名付けたものです。
学名はMaladera(Eumalagedera) kitamorioi、和名はマンボウビロウドコガネです。西表島だけにいる小さなコガネムシだそうです。
2011年9月に日本昆虫学会松本大会が開かれ、北杜夫も来場する予定でしたが体調を崩し、軽井沢の山荘まで来たものの会場入りはできませんでした。
北杜夫はこの献名を大変喜んでいたそうです。
マンボウビロウドコガネの実物は数mmととても小さな昆虫でした。
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