神戸市西区のピアノ教室「音楽広場Sound-Scape」

ピアノを弾き、歌をうたい、時には鍵盤ハーモニカやリコーダーまで
個性豊かな生徒たちとの日常をつぶやいています

なが~い お付き合い

2008-08-23 23:00:14 | レッスン

月に一回、ドラムスクールへ通っているTくんが、
「 J先生に、新しいリズムを教えてもらった  」
と、教室へ来てすぐに教わったリズムを叩いてくれました。
「 すごいねぇ。今までのに比べると難しいリズムよ  」
そこで、これ楽譜にしたらどうなるの  という話になり、
Tくんの叩いたリズムを、楽譜にしてあげました。
その楽譜を見て、
「わぁ すげぇ難しい楽譜やん  」
楽譜にするとかなり複雑に見えますが、
耳で聴き体で覚えると、子供はマスターするのが早いようです 
でも耳コピが出来て、それを楽譜に出来るのが、一番よね 
Tくん、頑張れぇ~ 




ピアノ暦30年、教室でのお付き合いが22年になるNさん。
出産で半年お休みした以外は、ずーっとレッスンを続けていますが、
ここに来て大きな壁にぶつかっています 

とても努力家なので、大抵の曲はその努力で弾きこなして来ましたが、
上級レベルの曲の中には、それだけでは弾ききれない曲も多いのです 
無駄な力が入っていたり、フォームが崩れるとそれが為に
納得いく演奏が出来なくなるフレーズが出てきます 
一般の人が聴けば、きっと
「 弾けてるやん  」 という感じなのですが、
ピアノが大好きで、ここまでレッスンを続けて来たNさんには、
どうにも納得がいかないのでしょうね。

教室へ変って来てから、何度かフォームの建て直しをしてきましたが、
直しきれなかった長年の癖ですが、直す事にもう一度挑戦するようです 
最後の一声は、
「 娘に追い付かれたくない。負けたくな~い  」 でした。

大丈夫よ 
娘の愛ちゃんは、まだ1歳半でしょ 
ママを超えるには、まだまだ 遠~い 遠~い 道のりだわ 




ピアノを通じて、ここまでの長~いお付き合いが出来るというのは、
このお仕事をしていて、本当に先生冥利に尽きるというか、
ありがたい事だと思います 
子供から大人へ、生徒の成長を見続けることが出来、
家族ぐるみでのお付き合いへと広がり、
その生徒の子供の成長も楽しみと出来るのですから・・・
こういうお付き合いの出来る人が増えてくると良いなぁ。。。
と思う、今日この頃です 


コメント
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