音楽会シーズンを迎え、生徒たちから 色々と嬉しい報告が届きます
生徒一人ひとりの頑張りは、どんな事でも いつも私の喜びなのですが
特に今回は、教室の中でも のんびりマイペースでレッスンを続けていた生徒たちが
何かに目覚めたように、頑張りを見せてくれているんです
曲が決まったらすぐに持って来るように言っていたのですが
のんびり構えていて、担当の先生から楽譜を頂くのが遅れ
夏休み前のオーディションギリギリで、合唱伴奏を持ってきた Ｓ ちゃん
何とかオーディションはクリアして、課題曲の伴奏者として
先月、中学の合唱コンクールでピアノ伴奏の初体験をしました
「 ３年間のうちで１度でも文化祭へ出られると良いねぇ
」 って話をしていたのですが
クラスが最優秀賞に選ばれて、早々と文化祭のステージも体験し
代表クラスの合唱伴奏だけでなく、学年合唱の伴奏者にも選ばれたそうです
学年合唱の伴奏者に選ばれたことを、とても喜んで下さったお父さんからは
「 これから毎日、１時間はピアノの練習をする事
」って、言われちゃったそうです
中学生は 勉強と部活動で忙しいから、帰宅後の１時間練習は大変だよね
でも Ｓ ちゃん、これから１時間の練習時間を確保すると話してくれたんです
その言葉を聞かせてもらっただけでも、すごく嬉しいよ
ありがとうね
小学校の音楽会は、学校ごとに開催日がずれていて
教室の生徒たちは、早いところは先週末の土曜に、そして明日、来週、と続き
一番最後は、１１月末の土曜日になります
ちょうど１年前に、歌のレッスンを希望して教室へ来てくれた Ｎ ちゃん
「 歌のおけいこでも、音符は読める方が良いよ
」ってお話をして、プリント教材やワークを使って音符のおけいこもしていたら
「 ピアノも弾きたい
」って言い始め、ピアノのおけいこも時折 入れていました
そうしたら、今年はオルガンのオーディションを受けて楽譜を持って来たんです
２年生にしては、結構 難しい楽譜だったのですが
一緒に練習をしていくと、あっと間に弾けるようになっちゃいました
弾きたいっていう気持ち、早く上手になりたいっていう気持ちが
Ｓ ちゃんをここまで頑張らせてくれたんですね
一昨日の児童音楽会では
「 １００点満点の出来だった
」今日、ニコニコ笑顔で報告をしてくれた Ｎ ちゃんに
「 あしたも、がんばってね
」って、声をかけて今日のレッスンを終えました
１１月最後の土曜日が音楽会になる Ｙ ちゃんは
「 ピアノを弾く人が誰もいないから、ピアノを弾いてくれない
」っていうお話を 音楽の先生から頂き、突然、ピアノをすることになりました
Ｙ ちゃんは ずっと、ピアノが弾きたいって言っていたのですが
同級生の中には上手な人がたくさんいるし、無理だとあきらめていたんです
これはチャンス
と、ヤル気満々でお返事をした Ｙ ちゃんと
日数もないし、出来るかどうか不安で。。。 って いう心配顔のお母さん
「 これは、今の Ｙ ちゃんにとって良い練習になるから頑張りましょう
」楽譜を見てすぐにそう感じた私は、お母さんにそう伝え
Ｙ ちゃんにも、毎日先生の言う通りの練習をすれば絶対に弾けるって話をして
先週、２回レッスンに来てもらいました
そして今日のレッスンで、私の方がびっくり
苦労していたリズムも弾けるようになり、最後まで弾けるようになってました
忘れちゃっても思い出せるように、先週、レッスンをスマホで録画して頂き
その音に合わせて、何度も繰り返し練習をしてくれたのだと思います
「 すごい頑張ったね
やれば出来るよね 」 これが Ｙ ちゃんの自信になり、またステップアップ出来る事を信じてます
この数週間、生徒たちがそれぞれに 学校でも自宅でも頑張り
上手くなっていくのを見せてもらい、音楽を楽しんでいる様子を感じ
幸せな気分の私。。。
みんなのステージを見に行けないのが、ホントに残念です
見に行けなくても、応援しているからね
