リベラルアーツとは、一般教養といっても全人格的教育と言ってもよくて
ギリシャ・ローマ時代に生まれた理念で
人が持つ必要がある実践的な知識・学問
とされており、音楽の他に、文法・修辞学・論理学・算術・幾何・天文
合わせて7科のことを言うのだそうです。
知識・技能教育に偏することなく、感性・徳性なども重視して
人間性を調和的、全面的に発達させることを目的とする教育とされる
全人格的教育の中に、音楽が含まれている
っていう事が、嬉しい驚きでした
バランスの取れた人格形成を目指す全人格的教育なので
アメリカの総合大学には音楽学部があるそうです。
日本でも総合大学に音楽学部はありますが、私たちの頃はどちらかと言えば
音楽を専門に学ぶとなると、まずは音大や芸大っていう感じがありました。
「ハーバード大学は音楽で人を育てる」 によると
アメリカにおいて音楽を専門的に学ぶということは、ここ100年来の傾向に過ぎなかったそうで
今は、多くの教科と並行して音楽が存在する形が主流になっているそうです。
現在ハーバード大学では、学部生6600名の約半数3000人以上が何らかの芸術活動に携わっていて
中でも音楽活動は活発でキャンパス内では年間約450の学生コンサートが行われている とのことです。
ハーバード大学って頭のいい人ばかりで、本を読みながら歩いている
なんてイメージでしたが、意外とノリノリで音楽しちゃっているのかも。。。
では、なぜ
アメリカでは音楽学部が音楽大学ではなく、総合大学にあるのか
ハーバード大学の一般教養科目は
以下のようなカテゴリーに大別されているそうですが
美学的・解釈的理解
文化と信念
経験的・数学的思考
論理的思考
生態体系の科学
物理的宇宙の科学
世界の諸社会
世界の中心のアメリカ合衆国
この中の 美学的解釈的理解 カテゴリーの中に
芸術関連科目が含まれていて、このカテゴリーの目的は
文学・絵画・彫刻・建築・音楽・映画・舞踏・宗教・装飾
などの文化的表現を、理論的かつ批判的に解釈し
芸術の世界と知的に関わり合うこと
だからこそ、芸術科学学部には7つの学問
文法・修辞学・論理学・算術・幾何・天文・音楽 がすべて入っているそうです。
芸術科学学部の学生達はそれらのクラスをまんべんなく履修するのですね
それだけ音楽の芸術授業の価値を感じているってことなのです
日本の総合大学はここまで徹底しないような気がします
こういうお話を聞くと
スポーツ得意な子も、お勉強が得意な子も
女の子も男の子も音楽でピアノで
バランスの取れた人間形成が出来ると良いですね
その大切な人間形成にかかわるサポートがしっかり出来るよう
音楽教育に携わる私は、学び続けなければいけない
っていう事をセミナーを受講後、改めて深く心に刻み込みました
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