昨年の入学式は寒くて冷たい雨の中での開催のようでした。
子供たちの晴れて記念すべきこの日、今年こそは何とか晴れて欲しいぞ...
その願いも通じたのか、この入学式に満開の桜たちと一緒に出席できた事はどうにも忘れがたい思い出となりました。
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31年ぶりに訪れた校舎。 当時のままそこにありました。
校庭にはこの学校のシンボルである大きな楓が1本。 当時のまま何も変わらずそこに居ました。
変わったのは校舎や教室、机や椅子、下駄箱や遊具、そして校庭、何故かすべてが小さくなってしまったのです。
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教室で先生の説明を聞く園児...いや、もとい。 児童たち@@;。
その目には期待と戸惑いに心を揺らす表情が見て取れました。
教室を見回すと、あいている机と椅子がひとつ。
目をやるとそこには35年前の自分が居ました。
幼い考えでありながら同じように心を揺らした当時の自分です。
何も変わらないで生きてきたつもりだけど、幼き日の自分を目の当たりにすると少々感慨深いものがあります。
(たれ)