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Review | AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

2015-07-16 | インプレッション

AIタイプで発売時期が古いレンズですがとても安価。

このレンズも中古で購入しましたが程度良品で2万円台後半。

同じ焦点距離でF1.4、とこのレンズの2段分の明るさを持つAF-Sタイプがありますがこのレンズが4~5本くらい買えてしまう値段。

当然、写りも全然桁違いに良いです。 (使ったことはないですが)


まぁその写りに見合うウデを持ち合わせていないのでこのレンズで十分ですけど(笑)。




焦点距離が24mmと広角なので扱いも難しいです。

当然出動する回数も多くありません。


周辺光量落ちも結構顕著で解像度も今一つ、見るからに古い設計のレンズです。
AFだってカップリングタイプのモーターなので左手でレンズを持って作動させると手が絡まる(笑)。


色々と不満だらけのレンズですが描写は嫌いではありません。

解放で使うとピントは甘いし周辺光量落ちもひどい。
でもF2.8の明るさから出るボケは広角と相まって独特の描写が期待できます。
それも味と思えば十分に納得できます。


広角レンズなのでちょっと絞ればすぐにパンフォーカスになります。
でもレンズ性能・構成の関係でコントラストや解像感はあまり期待できず、フツーの描写になってしまいます。






(サンプル) ※D700で撮影、撮って出し。




絞り解放で四つ葉のクローバーにピントを合わせました。

1200万画素なのでピント面の甘さはそんなに気にならないですがD800系だと厳しいかも。
周辺の光量も落ちていて、後ボケが少し流れているように見えます。




使い込むほどに味が分かる、そんなレンズですね。