コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

茶々 天涯の貴妃(おんな) きょう公開  舞台挨拶に駆けつけたかった・・・

2007-12-22 | 映 画
 今日、東映系劇場で映画「 茶々 天涯の貴妃(おんな) 」が公開され、
朝から舞台挨拶が行われているのですが、
すでに銀座、新宿での劇場チケットが完売とのこと・・・。
さすが宝塚ファンにシャッポウをぬぎます!

しょうがないので、BLOGで応援!

茶々 天涯の貴妃(おんな)
 シネマトゥデイ


今年、惜しくも宝塚男役トップから、映画界、演劇界に入られました
大先輩 南風洋子さんがお隠れになりました。
そして奇しくも現代の宝塚の男役トップ和央ようかさんが、南風洋子さんと
入れ替わるように銀幕界に現われた事は何かの因果を感じるのは私だけでしょうか・・・。
そんなわけで、
女性が主役でもあり、時代の変化において翻弄される戦国の世の封建的な女性を、
現代視点から見つめた物語、女性の感性と肉体を通し、凛とした男の強靭さを物語る映画を
宝塚トップが演じる『茶々天涯の貴妃(おんな)』の映画を期待しています。

『 茶々天涯の貴妃(おんな)』 東映 動画公式サイト


また個人的な話ですが、
監督の橋本 一監督とは、先の東映京都撮影所で久々にお会いさせて戴きました。
その時は、私に余裕がなく所内の人々の顔さえ見る余裕もなく駆け足でいましたら、
監督の方から失礼ながらお声をかけて戴きました。
その時の監督は、すでに撮影が活況呈し、御顔赤く硬直し顔面からみなぎるパワーを
発散していて、橋本組らしい作品になってるんだろうとわたくし心より感じ嬉しく思いました。

橋本監督とは、二年前>「新・科捜研の女」TV朝日=東映 で監督のもとでニ作品を
努めさせてさせて戴きました。
その一本が、当時シリーズ作品中の最高視聴率をたたき出し思い出深い監督との作品でもあります。

更に監督との初めての出会いも、不思議に大映通りの活動屋集う居酒屋で、
大先輩の記録さんから、たまたま隣の席に居られました橋本監督をご紹介して戴いたことも
面白い御縁でもあり、また監督も私と同郷・越後出身であることも後で知り、
なお親しみを覚えた記憶が蘇ります。

橋本監督、さすがに越後造り酒屋の御曹司ゆえか、豪酒家で注いでも注いでも飲み、
まさに先の京都の大将軍 山下将軍(山下耕作監督)を彷彿させる貫禄になり、
東映正月映画にふさわしく思われ更に嬉しく、是非映画観たい気になります。

蛇足ですが以前、私が東映教育映画で、若杉光夫監督(故南風洋子さんのご主人)の神戸市啓蒙映画制作の帰り、
山下耕作監督が「新・極道の妻たち 覚悟しいや」(1993)を撮られており、撮影現場の見学に寄らせて戴いた時がありました。
その時、橋本監督も山下監督のもとに努められていましたので、
その時が橋本監督との初めての出会いだったのかもしれません。
何か”カチン”をいう音が聞こえて、忘れられないようです・・・・・。

この映画「茶々」なにか因縁が深くあり、皆様にも是非観て戴きたい作品です。