
前日の夜に倉敷に入る。
大原美術館に行くなら「楽園のカンヴァス」(原田マハ)を読んでいけとどこかで言われたので、そのとおりにしてみた。
小説の中にはそれほど大原美術館のことは出て来なかったのだが、ひとつの絵がどれほどの物語とエネルギーを含んでいるのか思い知らされた。

朝早かったせいか、通常は休館の月曜日だったせいか、入り口には年配のおじさん以外誰もきていなかった。そのおじさんから、自分は公認の観光ガイドだが、30分でも案内しましょうか、との誘いがあった。料金表の提示もあったので、おねがいした。
話を聞いているうち、ここ倉敷という町がクラボウの大原家で成り立っているのがよくわかった。結局、岡山のジーンズというのもここからということなんだ。
そして、美術館といえば企画展が目立つが、常設展が大事なのだということもわかった。

それにしても、ホテルワンファイブ岡山のアフタヌーンティーはうれしかった。
結局、花よりダンゴ?