ブログの新着記事を見ていると確定申告というタイトルが出てくるようになった。ブログなどで日を取られていて昨日の午後から今日の午前中まで入力にたっぷり一日かかった。
平成17年申告分から国税庁のホームページからダウンロードし電子申告で作成する。e-Taxはやっていない。・電子証明書を市の窓口で取得・ICカードリーダライタを4~5千円出して買ってまでe-Taxにするメリットは無いのではないか。
途中まで入力して保存、また呼び込みを繰り返して帳票作成と印刷だけWebを利用している。近年私のような納税者には税務署が行政コスト削減とかで、手書きの帳票と申告の手引きは送ってこなくなりハガキの案内だけになった。
このシステムは感心しない。毎年少しづつ改善されてきているが作りの悪いシステム。手順に従って入力していくと自然にできてしまうというには程遠い。変にくどい面もあり経験者はともかく初心者は難渋する。ダイアログボックスで問答しながら入力して行くと自然に出来上がるシステムに改善して欲しい。ダイアログボックスとはパソコンの最も優れた点、システムとの「対話」のことである。
それに税務署員も認めていたがシステムが重い。今年は少し軽くなったがアクセスが遅く、マシンのメインメモリが256KBなどの研修施設では動かなくなってしまった。数年前私の元会社は情報通信会社だったので、お客さま用研修施設を借り、旧友会役員に頼まれて半日ほどOB達に電子申告の研修会インストラクターをやった。
医療費控除のための集計もシステムで入力できるが、バス代も確り計算してとなると、エクセルで別途合計した方が正確で、計算が手際がいいのでいつもそうしている。
私などここ数年、分厚い医療機関の領収書となる。昨年、一昨年は相談会場へ持って行き、療養の参考にしたいので、その場でチェックして領収書を返してくれと頼むと、大量なので「信用します、その代わり3年間は家で保存して下さい」と、署員が良心的だった。
意地の悪い人だとこうはいかない。返して貰うには返信封筒に切手付で提出か、窓口確認と決まっている。今年は対象額10万円を少々割って、珍しく控除額に達しない、むしろ幸いな年だった。
社会保険料は年度で徴収計算され通知されるし、確定申告は年なので手計算して申告していた。勿論証拠書類なんて付けなかった。珍しく今年はハガキで「国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料」の三種が二枚のハガキで通知された。昨年、私は後期高齢者の適用となって医療制度が変ったので二通になったのか。
ところがこの国保の徴収額がハガキで通知された額と、毎月の短冊で通知された徴収額が一致しない。6千数百円の差があるのは何故?と市のWebフォームを通じて質問してある。
ここ数年高額医療のお世話になってきたし、医療費も大きいので必然的に市からの書類にしっかり目を通す。過去に何と高額医療費還付額の計算間違いとか、説明パンフの誤記載とか、わが市の国保課長は私に叱られてばかりだった。
嫌がらせでもクレーマーでもない。市民の為の正義のという主旨なのだ。さて今年もまた一筆書いて来宅されるのか?
退職した年の確定申告では、後日過少申告があると摘発され、呼び出しと追徴、延滞金の罰則税まで来たことがある。この申告の際の税務署とのやりとりに疑義があって、窓口では埒が明かず正式に「異議の申し立て」をした。税務署がこの処置に困って、後日別の担当者が来宅し申し立ては取り下げてくれ、代わりに便宜措置を講じて返すからと、変な示談に応じ16万円余を返してもらったこともある。会計事務所に聞きにも行ったし、お礼の電話もしたことがある。
後記)市から通知の国保の徴収料の質問に返事が来た。それによると世帯主が長男で嫁が昨年の一時期、パート収入の金額で扶養家族から外れ、国保加入となった時期がある。そのため6千円数百円余の追加納入があった。6千円数百円余は嫁が現金で別途納入していると判明した。なのでハガキの通知は正しいとの返事だった。私は長男の扶養家族ではなく自分の銀行口座で国保は振り替えしている。国保制度は世帯主が被保険者 、その世帯主は国保加入ではない。非扶養の私だけが国保だったので・・という次第だった。
後期高齢者になると、年金から特別徴収と言って評判の悪い天引きになる。満75歳に達した月から当年度の残余金は年金天引きされるのではなく、今までの国保の口座から銀振でもなく、説明書も無く、現金納入の請求書だけが突然来る。何とも市民には分り難い、不親切、不合理なシステムも改善して欲しい。