たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

入院します

2013年09月29日 | 日記

cupid awakens psyche with the kiss of love

明日は入院します。2ヶ月ほど前に下唇が水に滲みるので鏡を見たら腫れていて内側におできができていました。
翌日腫れは引き、滲みるのは治りましたが不気味な腫瘍はそのまでそのうち消えるだろうと思っていました。ところがいつまでも消えません。

そのうち歯科で虫歯治療にかかったらまた腫れて滲みる。歯科医の診断も自分も唾液腺詰まりだろうと思いました。
これはいかんなと総合病院へ紹介状なしで診て貰いました。専門医は運良く歯科・口腔外科部長さんの診察に当りました。

触診され「硬くないので多分良性、ただ色が白いので唾液腺つまりかどうか、摘出して細胞診をやらないと確定診断できないがどうする」と言われ即座に手術を選択し、術後、口が腫れ食べ物が採れないと言われるので、入院をお願いしました。手術説明書です。

1、実施する手術 口唇腫瘍摘出術 大きさ約1センチ
2、病状・診断 下口唇腫瘍
3、目的・方法 上記疾患に対し口唇腫瘍摘出術を行います。手術は局所麻酔下で行い、点滴加療を含む治療を実施します。手術は局所麻酔を行った後、腫瘍周囲を切開し摘出。創部へ露出した小唾液腺も可及的に摘出します。創部は縫合します。(後は略)
4、合併症と偶発性 術後腫張、疼痛、出血、紫斑、創周囲の知覚麻痺や痺れ、引きつり等違和感があります。(これが嫌だね)
5、他の選択肢 ・経過観察
  受けない場合の病状の推移 ・腫瘍の縮小増大を繰り返す可能性があります。
6、その他 予期せぬ事態への対処 (略)
概略以上のような説明書が交付されました。小唾液腺が手術で詰まるとまたおできが出るそうです。
それにしてもよくいろいろおできが出来るなぁと呆れています。ここ8年間で7回目の入院手術になりました。もう病院慣れ、手術慣れして横着になり申し訳ないと主治医に言いました。多分、良性だろうと思います。

もう35年くらいになろうか、義弟の家内が35歳で口腔がんになり、上顎に一寸したおできで手術入院する前日、近くの桜の名所で花見をしました。
彼女はそのとき顔を半分失くしてまで生きたくないと嘆きました。それから闘病十年ほど、本当に顔を部分的に失くすほど何回も手術し、最後は脳に転移して、昏々と眠るだけになり亡くなりました。
当方の家内は乳がんが骨転移し激痛にさいなまれ、闘病4年57歳で逝きました。
日本人は、男性が2人に1人、女性が3人に1人が一生に一度はがんになり、死因は3人に1人が癌で亡くなります。
なんでもあるがままに従容として受け入れよう。

先週、肺に影ありとの放射線医の診断、followするとの外科主治医の電話が気になります。予定を半分に縮めて3ヵ月後の12月にCTを撮ることになりました。

肺は右が3つの肺野に、左は心臓があるので2つの肺野に分かれています。右下葉を摘出しています。病変が局所にとどまり遠隔転移をしない非小細胞癌という肺の奥の隅にできる肺野がん、腺がんでした。太い気管支にできるのが肺門がん、これは扁平上皮がんでタバコを無くせばほとんどなくなるだろといわれています。
(このがんこの病院:朝日新聞科学部)(メディカル朝日:朝日新聞社)

今日は「持ち物チェック表」に従い入院準備します。新聞は販売店に留め置きメールしよう。しばらくブログも休みます。