たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

孫の入社式の日

2016年04月01日 | 日記

JR名古屋駅前 大名古屋ビルヂング

せっかく桜が満開になったのに天候は優れない、新年度の始まり4月1日です。
今日は入社式を迎える人も多いでしょう。喫茶店で読んだ読売新聞「編集手帳」のコラムも新人の入社式にちなむテーマで、内容も気が利いていて引用も円熟の筆遣いだった。
朝日新聞の「天声人語」も筆者が今日から交代した。07年から担当してきたF氏と、13年からのN氏に代わり、山中季広(としひろ:52)、有田哲文(50)氏が担当されると報道した。
天声人語の近年の評判は、期待が大きいだけにイマイチだったか。書く記者にもいろいろ制約も多いのだそうだ。

昨晩の「報道ステーション」・キャスター古舘伊知郎さん(61)の最後の視聴率は15.2%と今年最高を記録し降板された。最後の挨拶までは眠くなって見なかった。12年間お疲れさまでした。それにしても出演料が年間12億円とはすごかった。俵孝太郎さんが新聞記者時代の出演料と大差はない。古舘氏は一種のテレビ芸人なので金額差があるのはしかたがないと、コメントされていた。至言であろう。

わが家の孫娘も小学校教員としてきょう辞令書の拝受をしたのだろう。もう半日過ぎた。いろいろなことを教わっているのだろうと思う。
母方の祖母が勤めることになった学校を見に行ったのに、父方の祖父が見ないわけにはいかないと、昨日は天気も4月下旬の好天気なので車で見に行った。カーナビに目的地が打ち込めず、大体の目安で走り目的付近でうろうろ回った。
ようやくたどり着いたが表玄関へ回り込むのにまた一回りした。
門を少し入って、春休み中の校庭で遊んでいた男の子3人に「どれくらいの生徒数なの」と聞くと、4年生だと名乗った子が「6百数十人」だと教えてくれた。お礼を言い出口へ向かうところで、女性が子供を一人、ハンドルの座席に乗せて入って来て「コンニチハ」と挨拶された。「教員の方ですか」と聞くと「いえ、父兄です」と言われた。そこへまた駐車場へ軽自動車が来て、一人の女性が降りられ、運転手は去って行かれ、「コンニチハ」と挨拶された。不審者尋問の誰何でもあるのだろう。

「失礼ですが教員の方ですか」「そうです」「実は明日からここへ孫がお世話になるので、どんな学校なのか見に来ました」「何年生ですか」「少しよろしいでしょうか、生徒ではなく教員として孫がお世話になることになったのです。ここは立派な小学校ですね」「ああそうでしたか、お年はいくつくらいでしょう」「いや、それが新採なので心配で」「そうならお若い方ですね、お孫さんのお名前は?」「〇〇といいます、貴方はここは長いのですか?」「いえ、ここは2年で教員歴は9年です」「ベテランですね。よろしかったらお名前を教えて頂けますか?」「〇〇といいます」「よろしくお願いします、これも御縁、いろいろ教えてやってください、帰ったら孫に言います」「校長に会っていかれますか?」「いいえ、こんな格好ですし、なにせお爺なので、親には改めてご挨拶させます。実は親も教員で今は教育事務所にお世話になっています」と、つい深入りして失礼した。

明日の初登校の駐車場や導入経路のを教えて頂き辞去した。いかにも聡明そうな若い女性教師だった。
帰りの経路は最短距離で走り、距離メーターをゼロにして帰宅すると27キロ余だった。通勤時間帯は1時間はゆうにかかる。嫁も通勤は無理かも知れないと、朝言っていた。車庫には長野の学友がくれて帰郷したという洗濯機まで置いてある。

居間に入り学校付近の地図を印刷し、経路を教えて経緯を話したら、3度も現場確認に行っているし、当日の駐車場所も案内されている、余計なお節介はするなと、おおいに叱られた。命を削って保育した亡妻が生存なら二人で行ったのにと嘆いた。
歴史ある市の学校付近を何枚か、写真に収めたが、迷惑なので先週の姉弟旅行の写真の残りものです。


名古屋駅新幹線乗り場側の西口では、ホームレスの人が無心にエサやりしていた。