行きつけの打ちっ放し練習場が臨時休業のチラシを貼っていました。
フロントの女性社員に「ネット張替工事の費用はどれくらいなの?」と問いかけました。
彼女は聞いていないので分からない、5日間と長いので迷惑をかけると。
「私が勝手に見積ると、まあ250万円くらいかな?」
10年ほど別の市の練習場通いをしたが、あるとき強風が吹いて留守居役の奥さんがネットを下げ遅れ、ネットが破れて張替工事費が250万ほどかかったと嘆かれたことがある。
「ここは風速計とネットを自動的に下げるシステムになっているの?」
そんなシステムはないが、風が強いと手動で下げると彼女は言った。練習席へ行くと男性社員の一人が、お客と話し終わったところだった。
「フロントで工事費を250万と見積もったが、どう?」と話しかけると、
「桁が違います、1千万円を超します。今は天井が吊り下げネットですが、全面覆いの天蓋式に替えるので高いのです。私共がどう働いても追いつきません」と嘆いた。
なぜ吊り下げ式のままでダメなのか聞くと、高いネットを越して場外へ飛ばすお客がいて、隣家の屋根を損傷することがあるのだという。昔郷里の飛騨高山の練習場でも、隣家を直撃し近隣の人たちが騒ぎ出したことに遭遇したことがある。
強風時は主に手動で下げているが風速計とネットは連動するシステムで、女性社員は知らないのですとも。
市街地の打ちっ放しはいろいろ苦労も設備費もかかり、1時間1,100円の料金は決して高くはないのであろう。
桁違いではこの春、同窓会で世界遺産・白川郷の合掌造りのカヤ屋根の吹替えは250万円くらいか聞いて、桁違いの10倍だと級友は言った。
ゴルフ場とて同じこと、いやもっと維持管理費がかかるのだ。食事付7,500円くらい、メンバーはさらに年会費分2,000円を割引し平日営業、土日のビジター客を主な収入源とするのは昔も同じ、最近はメンバーも土日料金は1万円を超す料金体系に変わった。
今日は50年ぶりの日本製旅客機、日本初のジェット旅客機 MRJ が初試験飛行した。おめでとう。
試験飛行が何度も延期され心配していた。物づくりの日本、その中心地中部は自動車を始め物づくりの聖地で、中部人の誇りです。
ミツビシ・リージョナル・ジェットの略で、リージョナルは地域、地域間旅客機という意味らしい。1800億円を超える開発費というから、採算が取れるよう大きく羽ばたいてほしい。今日はわが市・各務原の上空も飛んだらしい。
YS11機には一度乗ったことがある。小牧の名古屋飛行場から東京までで、離陸時はバラバラに分解しないか心配なほどブルブル振動した。