某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

ヤマトタケル

2012-07-27 | ♪♪♪
スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」



観て参りました
そう
市川猿翁・猿之助・中車襲名披露
團子初舞台
で話題の「七月大歌舞伎」



歌舞伎のことは
古典芸術鑑賞会とか歌舞伎教室って
学校の授業の一環で触れてはいるんだが
何観たっけ?
ってくらい覚えていないわけで
何も知らない。。。
分からないんだが
こういうことはすぐに答え合わせをしない方が良いと思う
にわかに予備知識を入れたり
How Toな情報や解説は見ないようにしている
そういうものをインプットしてしまうと
自分で何か感じたとしても
自分でその何かを無視してしまうかもしれない
自分で考えなくなるからね
なので
分からないまま行ったら
一瞬
ヤマトタケルって誰?
槍から雫を垂らして日本の島々を作った神?
アマテラスの弟?
みたいなことになってしまった。。。

慌てることはない
ヤマトタケルのストーリなのだから
現代語なので
観ていれば分かるってもんだ
展開も速いし
テンポも速い
アクロバティックなアクションもいっぱいあるし
衣装のデザインも色も派手で
スモークやストロボ照明
舞台装置
趣向を凝らしているので
飽きないねぇ
寝なかったさ

ヤマトタケルは父に疎まれ
西に東に征伐を命じられます
父に認められたい
「よくやった」とひと言欲しいだけ
切ない
大和への帰途
伊吹山の山神退治で深手を負い命尽きる
結局ヤマトタケルの息子が日嗣の皇子になる
「お父様は帝になりましたか?
 お父様が帝にならなかったのなら、私も帝になりたくありません」
と言います
それに対して
「お父様の思いはあなたの中にも流れています」
というのは
猿翁、中車、團子の関係と重なって
センチメンタルな気分になるよな~
この襲名披露のために造った演目みたいだ。。。