新型コロナの影響で美術館が閉館されて、展覧会へ行けない日が続いていました。
昨日は、京都国立近代美術館へ行ってきました。
『京のくらしー二十四節気を愉しむ』
日本では、くらしを彩る芸術の中に巧みに自然を取り入れてきました。
特に京都は自然、芸術が密接な関係を築いてきた街です。
気に入った作品を数点撮影しました。(8作品以外撮影可)
上村松園「虹を見る」
鏑木清方「菊花節」
岸田劉生「童女と菊花」
竹内栖鳳「海幸」
安藤緑山(あんどうりょくざん)
明治18年~昭和30年 大正~昭和中期の彫刻家
動物の牙、特に象牙を材料とする彫刻をする彫刻家。
野菜や果物を中心に多くの作品を制作しています。
象牙は江戸末期に根付け細工として盛んに使われていたが、明治以降になるとより彫刻的なものが盛んになりました。
碌山の彫刻で最大の特徴は“色付け”です。
当時の美術界では”白地の肌合い”が牙彫の王道でした。
21世紀に入って明治工芸が「超絶技巧」ともてはやされ知名度が上がりました。
本物よりきれいで完璧な出来栄えです、見ごたえがあります。
「竹の子に梅」牙彫置物
「仏手柑」牙彫置物
「三茄子」牙彫置物
「玉蜀黍(とうもろこし)」牙彫置物
「柿」牙彫置物
美術館からの景色(平安神宮鳥居と京都市京セラ美術館)
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