チョビが亡くなってから私が家に連れて来るまでの数時間で、すでにハエに卵を身体の中に産みつけられていたようです。
翌日にはもう孵化するんだとか。
ひ、ひえ〜!
私がシャワーで身体を洗い流してた時にはもう体内に卵が…!?(ll゚艸゚ll)
母と一緒に口周りをいくら拭いても後から後から白いウニョウニョが出て来てキリがない。
ど、ど、どうしよう!
こんな時、どうしたらいいわけ!?(llʘДʘll)
ウジ見るの生まれて初めてだし!
ネットで調べてアルコールを吹きかけたりしてみたけれど、そんなの根本からの解決にならない。
パニック状態で動物病院に電話で聞いてみちゃったりもして。
「ウジがわく病気もあるから、それ用の薬は注射で打てるけど、亡くなってるとなると血液を通して身体中に薬が行き渡らないから意味がない。ピンセットで全部取るしかない」
真摯に答えてくださって、ありがとうございます!
でも、ピンセットで1匹残らず取り除くとかムリーーーーーーッ!٩(ll≧□≦ll)۶
仲間のIさんに相談。
「殺虫剤は?」
えぇ!
チョビの顔に殺虫剤吹きかけるの!?
可哀想で出来ないよーーーーーっ!。・゚・(o≧д≦o)・゚・。
「落ち着いて!チョビの魂はもう別のところにあると割り切って!」
そ、そんなこと言ったってーーーーーっ!
その間にも、ベランダに出したチョビの口や鼻からはどんどんウジがわいてきている。
さらには、ハエやコバエが新たにチョビの身体に寄ってきている。
ヤバイ、また寄生されちゃう!(llʘДʘll)
急いでチョビの身体をポリ袋で二重に包む。
チョビ、チョビ、こんな姿になって可哀想だよーーーーっ!
チョビはこんな最期を迎えるような猫ではなかったはずだよーーーーっ!。・゚・(o≧д≦o)・゚・。
この日、実はダンゴの抜糸の手術の日で、午前中に私がダンゴを病院に連れて行き、お迎えはIさんと一緒に行く予定でした。
ところがもう、私はそれどころじゃない!(߹𖥦߹)
チョビとみんなのお別れの場を設けるために、しんみり準備するはずだったのに、まさかのウジ騒動!
お迎えはIさん1人で行ってもらい、母親も出かけちゃって、私の孤独な闘いが!
いや、ただ狼狽の時間が過ぎるだけ…ヽ(≡ω≡;ヽ)(ノ;≡ω≡)ノ
とりあえず、うちには殺虫剤がないから買ってこなくちゃ!
ドラッグストアを物色しながら「ウジに効く殺虫剤なんかあるわけねーよ」と…
エーーーーーーーーッ!?
…あった!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
購入してみたものの、これをチョビに1人で吹きかける勇気が私にはない!l||l( ›ଳдଳ‹ )l||l
あまりに切なすぎる!
夕方になって地域猫活動仲間がうちに来たら、運命共同体でみんなにも手伝ってもらおう。
ベランダに放置状態のチョビに詫びながら、ふと思う。
「こんなウジがわいた猫を霊園は引き取ってくれるんだろうか」
火葬を予約していた霊園に電話。
そしたら、向こうの人は慣れた感じで、優しく指示してくれました。
「猫ちゃんの全身をバスタオルで包んだら、ビニール袋を二重にしてさらに上から包んで密封して箱に入れてください」
ホッとしたせいか涙声になってしまった私に「大丈夫ですよ、問題ないですよ」的なニュアンスで答えてくれました。
夕方になり、ダンゴを病院からうちに連れて帰って来たIさんを始め、続々と仲間がチョビとのお別れのためにうちにやってきました。
Iさん以外にはここで初めて事情を話し「手伝って!」と半ば強制的にベランダへ。
私含めての5名でチョビの弔い準備にかかったのです。
…続く。