な~んにもない

もう、わけわからんわ。

呼吸の声

2020-01-25 15:01:51 | 日記
昨日、また訃報が飛び込んできた。

数少ない敬愛する先輩が亡くなられた。早朝に心筋梗塞を起こしたということだった。

1月17日の事であり、近親者のみで葬儀も既に終えているという。

私とは4歳しかかわらないので、電話でその話を聞いても信じることができなかった。




最後にお会いしたのは昨年10月。

30代から糖尿病とお付き合いし続けていたその先輩は、

「俺もうそろそろ死んでもええかなぁって、思い始めてんねん。もう別にええやんな・・・」

そう話を切り出されていたことを思い出したのは、今日になってからだった。




突拍子もない話から入ってくるのは珍しい事でもなかったので、深く受け止めることもなく

何かのたとえ話が隠されているのかなと、その後のお話をお聞きして

感謝を込めた自分なりの行動とその行動に対する覚悟の大切さを説いていただいた気になっていた。




お会いしたその時、医者から何か告知を受けたことは否定されていた。

本当はどうだったのかはわからない。

なぜその話を私にもしてくれたのだろうかと、今になって思う。

私に「も」であってほしい、と言う方がより正確だろうか。




私の思考など気に受け止めるでもなく、どちらかと言えば否定される事が多かった印象。

けれど、無駄に癖の強いこんな私を

度あることに気にかけていただき、お声がけいただいては話し込んでいた。

また、商工会議所活動を通して行動も共にしてきた。




棺を担ぐ事はかなわなかったけれど、先輩の意思の片隅くらいは・・・。

コメント
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