洗濯

昨日、伏見稲荷大社へ参拝に出かけた。

お客様へ納期延期をお願いしていながら、もう片方の手では神頼みか、とも思いながら。

働き方改革をできるだけ守ろうとすると、繁忙期と閑散期が激しい小さな会社になると、やむを得ない部分もあるかと洗濯に行った。



参拝者は予想していたより多かった。駐車場も９時過ぎには待ち列をなしていた。

参詣場所は二か所。四つ辻を右へ進んだ次の茶屋付近と、山を下った民家が立ち並ぶ手前当たり。

天候にも恵まれ、良い参拝となった。今年は毎年田舎で行う稲荷講のメンバー二人と息子が同行となった。



四つ辻から見下ろす京都の町並みは、年を重ねるごとに様変わりして行く。

とても景気低迷しているとは思えない気分にさせてもくれる。

今年は特に御稲荷様も大変だろうとお察し申し上げる。



巷ではワクチン接種が話題に上りだした。

日本の人口を１億人として、０．０１％で１万人。

ワクチン接種のリスクに関しては％で語られ、感染者や死者に関してはこれまで通り人数で語られるだろう。




一歩一歩進んで見晴らしのいいところまで来ると、道中はどうあれ、すがすがしい気分にいつもさせてくれる。

生まれたから死ぬのであって、病気はきっかけに過ぎないという思いさえしてくる。

さぁ、娑婆へ戻って泥まみれになるか。