玄関を出ると雪が降っていた。
青空が広がっていたから、
きっとどこかから流されてきた雪だろう。
駅へ着く頃には止んでいた。
気温差の大きいこの冬は
従業員が風邪をひいたり、
インフルエンザにかかったりした影響で
仕事に区切りがなかなかつけられない。
そんな事を言っているうちに、年の瀬へと流されてしまう。
それならば、体調を崩さないよう向かえなければ。
周囲の声に合わせて不安や緊張に見舞われないようせねば。
やらねばならない事があるというのは、
張り合いが生まれ、手を差し伸べてくれる人もあり、
ありがたい。
拍子木の音が響く。
火の用心の声には子供の声もあった。
空に星はなく、いろんな音が共鳴していた。
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