今朝は曇り空。
秋らしい空気が広がっている。
多くの人は秋が短くなったとお嘆きの空気の中。これを放り込むと変人扱いを受ける。
秋の空気はわかっても、世間の相場やその場の空気がわかっていないという事だろうか。
少し遠くを見れば、ススキの穂も頭を垂らしている。
夏の終わりに蝉からバトンを受け継いだコオロギも少なくなり
この街の秋は今。
自ら望んだものや、そうじゃないものを含めて随分といろんなものを身に付けてきたけれど、
心の原風景はどこにどんな風に広がっているんだろう。
私の中にも流れている日本的な血と、頭の中の欧米的理性が今日もぶつかり合う事だろう。
不安の穂が大きく揺れている。
刈り取っても刈り取ってもキリはない。
気が狂いそうになるのは、穂の取り扱いを間違っているからなのかもしれない。
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