な~んにもない

もう、わけわからんわ。

乱気流

2016-01-14 23:21:41 | 日記
得意先の人とランチをした。
何かと目をかけてくださる人生の先輩でもある。
「こんな事をしている場合じゃないよな」
と思いながらも、
聞いて欲しい事や教えて欲しい事も、
年末には多忙の闇へ葬り去ってしまっていたので、無理矢理時間をねじ込んだのだ。

わずか一時間程だったけれど、
会っていただいてとても良かった。
元気をいただいただけでなく、
店を出るときには身体が軽くなった心持ちになっていた。


事務所に戻ると、玄関先に見慣れない男性が所在なさそうに立っていた。
なんとなく嫌な感じを受けながら事務所に近付くと、
その男性の方から私に声をかけてきた。
名乗ってきた彼は、内職作業を手伝ってくれている人のご主人だった。

名前を聞いて益々「これは何かあったな」と身構えた。
聞けば、昨夜の一時過ぎ洗面所で気分が悪くなり
救急車で救急病院へ行ったとの事。

更に聞くと
目の前が赤茶色になり血圧もかなり高くなり、
救急車内では計り切れない程であったという。

幸いにして歩く事はできる様子。
しかし視界は良くないままで、
病院での精密検査予約を取りに行く途中、
我が社に立ち寄ってくれた。

なんと言うことだろうと、
見上げた空は遠く感じた。
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