春に向かって・・・

東京にいた。
サラリーマン時代に、学生ボケ全開な私に、
イロハから指導してくださった先輩の元で再びお世話になる事になっていた。
大きなオフィスの廊下は人通りも多かった。
先輩に挨拶しようとしたけれど、何故かラッシュ時のホーム状態だった。

次のシーンでは、その先輩の脇で会議を進めたり、ひっきりなしに来る来訪者との応対を学んでいた。

いつもの時間に寝覚めた後には、妙なリアル感が残っていた。
残っていたのは、あるいは濃い夢の味だったのかもしれない。

寒さはさほどきつくないものの、
布団から出たくないといった無意識からのバイアスを感じた。

朝食はバレンタインでもらったチョコとチョコ菓子。
たまには、こんなのもいい？！
と、腹に溜まらない感覚を飲み込んだ。

テレビが繰り返し言うように、
冷え込みは感じた。
しかし、南風がやってきた日に比べれば、という但し書きを添えたくなった。
夜中に降った雨のお陰もあるのだろうか。
手袋なしでの出勤ができた。