ヤスの雑草日記(ヤスの創る癒しの場)

私の人生の総括集です。みなさんと共有出来ることがあれば幸いです。

教育現場はエセヤンキーによって荒廃させられる

2007-06-27 23:19:02 | Weblog
この間、教育再生会議の答申がいかに偽物性に満ちているか、ということにふれた、と思う。あれは、元ヤンキーセンセと称していい気になって、結局は権力の走狗になってしまった馬鹿げた中年男の、程度の低い成り上がりの、頭の中の裏切り行為の産物である。ヤンキーだった男が、元の進学校でついて行けなかったために、北海道の北星学園余市高等学校に拾ってもらって、さらに教師として雇ってもらって、何らかの理由で挫折した生徒たちの立ち直りのための大切な学びの場で、教師をやりながら、心密かにそこから逃げ出す算段をつけていた、としか考えられない卑劣な男。これが、元ヤンキーセンセの実体であり、教育再生会議の代表格であり、7月の参院選に自民党の比例区から出馬する堕落した中年男の真の姿である。いかなる意味においても、僕はこの男を信じはしない。自分がヤンキーに(これもはなはだあやしいものだ)ならざるを得なかったのは、自分が当初通学していた進学校のあり方に反発したからであろう。そしてその進学校を中退して、北星余市高等学校に拾ってもらったはずなのである。自分が耐えることが出来なかった、競争原理が支配する学校空間に、さらに、よりえげつない競争原理を持ちこもうとするその心理は、もう病気の域に達しているとしか思えない。あるいは恥を知らない人間に成り果てたかである。自民党もこのところ安倍首相のもと、かなりの失策を重ねているから、この男がたとえ比例区の上位にランクされても選挙に勝てるかどうかは分からない。しかし、どうせなら、上位にランクされて、落選してほしいものだ。自民党もいまや反省すべきときに来ていると思うからである。
ともあれ、参院選の結果がどうであれ、教育再生審議会の答申はいずれは教育現場に導入されるから、教育現場は、教師の疲弊から始まって、同じように疲弊した生徒たちの苦悩をこれまで以上に見逃すことになるだろう。審議会の答申にある教師たちへの競争原理導入、生徒たちへの競争原理の強化によって、現場はますます荒廃することは間違いないだろう。現場の先生方はたいへんだ。またよりたいへんなのは、生徒たちである。このヤンキー? あがりのエセ者が残すであろう、爪痕は深い傷となって、何年も教育のあり方を歪めていくことだろう。私学は公立学校に負けない生徒募集を狙わざるを得ないから、日本中の学校がこの渦の中に巻き込まれるのは必須なのである。みなさんはこのエセヤンキーがもし参院選の比例区で当選するようなことがあれば、彼は文教族になるはずだから、気をつけて彼の動向を見守っていく必要がある、と思う。僕は天罰なんか信じない人間だが、もしその天罰とやらが存在するなら、まず最初にこのエセヤンキーに落ちることを願って止まない。僕の怒りはますます深くなる。

○推薦図書 「中流の復興」 小田 実著。生活人新書。民主主義を売り物にしている国が、武器を売って平気な顔で平和を唱えている姿は、このニセヤンキーセンセと通じるものがあります。小田 実の市民運動に反発を覚える人もいるでしょうが、末期ガンに立ち向かいながら、生涯物書きとして、哲学者として、市民運動家として、生き方を貫いてきた姿をやはりいまこそ見直す必要があるのではないか、と思います。また平和憲法を何故守るべきなのかを、現在の改憲の風潮が高まる中で敢えて主張する小田の姿には説得力があるし、清々しくもあります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。