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先日、ある人に教えて頂き、この本を買いました。
この本を読んで
、あるスーパードクターの記事に非常に興味を持ちました。
先ず初めに感じたのは日本とアメリカの医療の在り方の違いです。
アメリカではオフサルモロジスト(眼科外科医、M.D)とオプトメトリスト(検眼医、O.D)と別れているそうですが、日本では眼科医と一種類で纏められ、その中に診療医と眼科外科医に分けられているそうです(これ知らない人は結構多いと思います)
その中でも眼科外科医は非常に少なく「日本の眼科医は世界的に優れていると思っていたら、それは大きな間違いだ」と書かれていました。
アメリカをはじめ多くの先進国では眼科医は「眼科外科医である」という認識が常識的な物であるのだそうです。
それを目にしただけでも私たち日本人の眼科医に対する予備知識の無さを痛感してしましました。
さらに日本では点眼薬での治療が当たり前の緑内障もアメリカなどでは外科的手術での完治を目指しているが当たり前なのだそうです(点眼薬で眼圧を下げてなんて言っているうちに手遅れになるケースが多いそうです)
興味があり、詳しい事を知りたい方には、この本(既にバックナンバーになっていますがお買い求めください)
この本の中でも、特に興味深いのは視力低下や、その他の目の病気を防ぐためにも適切なメガネなどを着用する事の重要性が書かれていた事です。
とくに重要な事は「適切なメガネ」の適切と言う部分です。
今でも多くの方が眼科医の処方箋を持って、眼科医と提携しているメガネ屋さんにメガネを作りに行く方が多いと思われますが、実はそこに落とし穴があるのです。
実際に経験された方ならお分かりになるかと思いますが眼科医での処方箋を書いてもらう時にドクター(お医者様)自身に検眼された方はどれぐらいいるでしょうか?
ほとんどの眼科医では検眼する時には検眼専門のスタッフさんがいて機械を扱いながらデータを取ります。その一連の流れは最近では多くなった大型量販店のメガネ屋さんと何ら変わりません。
確かに機械で読み取る数値にはそれ程の違いは出ないと思われますが、実際には眼球は常に動いていて、その動きが人それぞれに特徴(癖)があり、その癖を読み取る事も正確なメガネ作りのデータにはとても重要な事なのです。
また、視力の不具合が「認知症」「不眠症」「うつ病」などへの影響も少なくないと言われていますが、それは物を正しく見る事が出来ていないストレスが蓄積される事によるからだそうです。
難しい事は良くわからないけど、想像してみて下さい真っ暗な道を歩く時、人は自然に姿勢を下げゆっくりと進みます(お化け屋敷がそうであるように)それは何気に感じている危険性を回避する行動ですが、この時の自律神経の乱れは尋常ではありません。だから通り抜けるとホッとするのです。
それとは対照的に明るくはっきりと見えている道を歩く時は様々な情報が事前に入るという安心感から背筋を伸ばし、自然に早歩きになったりもします。当然、ドキドキもしません。これが自律神経の安定にもつながるのです。
つまり見えないという事へのストレスが自律神経への影響を与えているのですね。
それと同じように見えずらいメガネ(度数の合っていないメガネ)を掛け続ける事は正確な情報が読み取れず、常に自律神経が乱れ、体調不良などを引き起こす事も考えられるようです。
私が長年お世話になっているアムズオクロスさんには当店の多くのお客様がお世話になりましたが、そのほとんどの方々が快適なメガネに肩凝りや頭痛などの体調不良が改善されたとの喜びの声を聞かせて頂きましたが、今回はこの本を読んでその理由がはっきりしました。
メガネ作りので最も重要な事は「検眼力」それは豊富な経験と正しい物を作り続けたいと思う技術者の優しさでは無いのかな?
そんな事を改めて感じました。
メガネは医療用具という観点から、視力を維持するために綿密な検査工程でレンズを決める達人です。
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