昨晩、TVの情報番組でローラライズのジーンズが今年は減少すると話していました。
さらに、大手ジーンズメーカーのE社の広報の人によると昨年までは「ローライズが7割出荷したが、今年は5割になっている」とのことです。
その理由は、お腹や腰を冷やす事で体調不良を起こす人が増えたことと、見た目に清楚な感じを受けない事だそうですが、たぶん「行き着くところまで行き着いた」と言うのが現状なのでしょう。
しかし、ファッション評論家?は「今年は上品さがトレンドになるでしょう」と言っていました。
それは、ヘアの流行にも少し似ていて、数年前のテレビ番組などの再放送を見ると、恐ろしいくらいの茶髪や金髪のオンパレードでした。
さらには民法テレビの女子アナウンサーまでもが金髪に近い茶髪でテレビに映る姿は今見ても、お世辞にも「上品」と言えるものではありませんでした(さすがにNHKには見られない光景でしたが)
でも流行とは恐ろしいもので、その時に流行ればそれが普通になり、自分らしさを貫く人は、ある種「流行遅れ」と言われてしまいます。
しかし、そんな時でも、派手な流行に流されず、常に自分らしさを持ち続ける人にこそ、真の上品さが伺えるのではないのでしょうか?
服装や髪型や髪の色で、にわかに「上品」を装っても、生活環境・言葉遣い・教養など、様々なものが一定レベルのものを持ち合わせていなければ、そのようには見られないのかもしれませんね。
今年、流行るといわれる上品路線には「美しい国、日本」なんて言う、この国の首相のマニフェストのように、時代が求めているメッセージなのかもしれませんね。