クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

良いシャンプーとは?

2013年09月26日 | 安全な美容を選んでね
美容師さんなら経験あると思いますが「市販のシャンプーでどれが良いの」って聞かれた事ありませんか?
実は私も良く聞かれますが、この答えはとても難しいです
その訳はシャンプー剤を選ぶ基準が(ブランド・香り・感触・香り)など人によって違うからです
でもシャンプー剤の本来の目的を考えると選ぶ基準も変わってくると思います
シャンプー剤の本来の目的は髪や頭皮の汚れを落とすものであって、香りや感触の向上を楽しむ物ではありません(頭皮や毛髪に何も変化を与えないのが本当は理想的)
それを思うと良いシャンプー剤の基準は洗浄成分で選ぶのが一番のポイントになります
良くCMなどで「〇〇〇成分配合」とか「水が悪い」などと言っているけど、それはシャンプーの基本である洗浄成分に低コストの物を使う事をごまかす為に、特化した成分を配合していると注目させる手段に過ぎません。</di <div style="padding: 0px 10px; color: rgb(87, 44, 0);">
そもそもシャンプー剤は、各メーカーによって違いはあるものの、50~60%程度が水で、残りの40~30%が洗浄成分、その他の10%程度が補修成分・香料・防腐剤などで構成されています。
つまり、水以外の化学原料のほとんどが洗浄成分なのです。
でも、この洗浄成分を良質な原料で構成すると、製造コストが格段に上がり、販売価格が高騰するため、大手の化粧品メーカーさんには不向きな商品となるのです。
良いシャンプーの条件とは人によってバラバラだけど、もしも敏感肌・抜け毛・髪の損傷などが気になる方は、ご自分がお使いのシャンプー剤の洗浄成分を調べてみてはいかがでしょか?
最終的には配合原料よりも完成度(バランス)の問題ですが、例えば(ラウレス硫酸アンモニウム・キシレンスルホン酸アンモニウム・ラウリル硫酸アンモニウム、塩化Na・ラウレス硫酸Na)なんて石油ベースの合成界面活性剤が一種類でも配合されていたら「水が悪い」とか「補修成分を高配合」と書いていても、本質を摩り替えているだけで、やはり頭皮・頭髪には悪影響を与える可能性は高いと言えるでしょう。
また(安息香酸・メチルパラベン・エチルパラベン)などの防腐剤や香料は人によっては影響を感じなくても、アレルギー体質の方には敏感に反応する事が多いので、注意が必要です
でも、あくまでも個人の価値観の問題だから何を選ぶかは人それぞれだと思うけど、原因が特定されにくい皮膚トラブルや女性の脱毛症などにシャンプー剤が大きく関わっている事は間違いないと思うので、それらを見直す事をお勧めします
コメント
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