ファミレスとお母さんの手料理！？

昨日、お客様から「なぜシャンプーの開発をしようと思ったんですか？」と聞かれましたので、逆に「ファミレスとお母さんの手料理ではどちらが安心ですか？」とお聞きしたら「安心なのは母のご飯です」とお答えになりました。

そう思う理由には、お母さんは家族の健康を第一に考え安全な食材を選ぶという安心感があるけれど、ファミレスなどでは自社の利益を最優先するため、仕入れ価格の安い輸入食材や添加物の多い食材などを使う事があると思われるているからです。

確かに安くて食事は出来るけど、そこに安全や安心が見えないのも確かな事ですね。

それと同じように、一般のサロン向け製品（市販商品は勿論の事）のシャンプーやスキンケア商品に配合している原材料は非常に不透明でした。

その為、より安全で安心な製品を提供できるよう、配合する全ての原材料を検証し、自分で処方組をしました。

製造メーカーさんのニッシン化研さんと共同開発をするようになり、一般には知る事のできない原材料の情報もたくさん教えて頂きましたが、その事は実際に使って頂くユーザーさんにとっても非常に有益なものとなりました。

最近は他社さんの製品を見る事は無くなりましたが、Instagramを始めてから色々なシャンプーの広告が来るようになり、久しぶりにそれらの製品の全成分を見てみました。
するとキャッチコピーには「頭皮に優しい」などと書いていながらも、パラベンや安息香酸などの防腐剤や合成香料などは敏感肌の人にとっては最も避けたい原材料を配合している物もあります。
また「ヒト幹細胞培養液配合」のシャンプー剤などが流行っていますが、それらの製品には「幹細胞を破壊しない洗浄成分を使用」と書かれています。
それなら、あえて幹細胞培養液を使う必要もないと思いませんか？
なぜなら、培養液を足すよりも破壊しないようにする事が自然治癒力を引き出すのは間違いないからです。
つまり正常な新陳代謝の阻害物質を正しく分解排除できれば培養液などを配合しなくても良いと言うことです。

これも付加価値感を感じさせる戦略の一つなのかもしれませんね。

私は製品開発する時には配合する全ての原材料を一つ一つを検証しています。
それは自分自身もアレルギー体質だから資料に低刺激と書かれていても実際には違う反応を感じる事もあるからです。

こうやって安全性を検証しながら製品を作り続けるのは、家族の健康を守るために安全な食材を選び、料理をするお母さんの手料理と同じ気持ちなのかも知れませんね。


安心ってこんな感じかな〜


先日も書きましたが、トリミングから帰って来た時に低刺激シャンプーで洗うというオプションをチョイスしたにも関わらず、痒かったのか全身を噛んでいましたが、直ぐに家でシャンプーをし直したら痒みも止まり、夜もぐっすり寝ています。