建交労長崎県本部

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三菱長船じん肺第3陣訴訟第7回弁論 「石綿屑が顔に降りかかる状況だった」作業実態を陳述

2017年08月05日 07時37分48秒 | 三菱長船じん肺訴訟

三菱長船第3陣訴訟の第7回弁論が7月4日、長崎地裁で開かれました。今回の弁論では、新規提訴を行ったIさんの原告陳述がありました。Iさんの体調がすぐれ無いため、森永正之弁護士が代読しました。

Iさんは、三菱長崎造船所の下請け、孫請けの3社で33年間、主に防熱作業の仕事に従事しました。「防熱には石綿(アスベスト)、ロックウール、グラスウールを使っていました。狭隘な場所での仕事が多く、やっと顔が入るくらいの所もあり、石綿屑が顔に降りかかる状況だった」と当時の作業実態を陳述しました。被告は「高齢者の原告は、訴訟能力が疑わしい」「肺がんはタバコのせい」などとひどい主張をしています。

裁判終了後の報告集会では「裁判官の声が聞こえにくい」などの意見が出ました。

☆第8回弁論 9月11日(月)11時~

☆第9回弁論 11月6日(月)13時30分~



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