今日は「古典の会」の勉強会でした。今回より新しいメンバーが３名加入しました。会員も張り切っています。
「おくの細道」もようやく芭蕉さんが憧れの地「松島」に到着しました。
深川を出るときに「松島の月まづ心かかりて・・」と出発前より期待した場所でした。中国の名勝地、洞庭湖や西湖と比べても恥ずかしくないほど芭蕉さんは惚れて、「おくの細道」の紀行文のなかでも絶賛される銘文を記しています。が、肝心の句を載せていません。
「しまじまや千々にくだきて夏の海」と詠んでいます。では何故でしょう。それは中国の文人的姿勢で、絶景の前ではもくして語らずに感化されて意識的に句を示さなかったようです。
芭蕉さんもやるね～
それともう一つ興味あることが解りました。「芭蕉隠密説」の都市伝説によると、今、話題の北朝鮮の金正男毒殺と同じく芭蕉さんも最後は毒殺されたと云われていますが・・・
興味がありますね。
