茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

降る雨にも素敵な名前がありますね・・・・

2017年02月27日 | Weblog
もう、2月も終わり春もすぐマジカになり、梅の花も咲き始め、桜の芽もいくらか膨らんできました。「もう~すぐは~るですね」でもしばらく雨が降りませんね
雨といえば日本人の美的センスは素晴らしいです。どんな雨かを名前を付けています。
虎が雨」・・・な~ですか?昔の人らしい名前の付け方でした。
旧暦の5月28日、新暦ですと6月下旬から7月中旬に降る雨が「虎が雨」と言うそうです。これは伝説の雨と言われ鎌倉時代に曽我十郎祐成が仇討ちで亡くなった日が旧暦の5月28日でした。
そのとき、彼に愛されていた遊女の虎御前が悲しみに涙を流し、雨になって降ったという伝説からつけられたそうです。 こんな雨に打たれてみたいですね。
この物語は「日本三大仇討ち」の一つとして語りつがれ、親を想う気持ち、兄弟で力を合わせ目的を達成する強い気持ち、が日本人の心を掴んだのでしょうね。その他は「赤穂浪士の討ち入り」「伊賀越えの仇討ち」とされています。
コメント
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