我ら「古典の会」の勉強してる「おくの細道」も旅のゴールに近づきました。
ここで芭蕉さんは、敦賀の回船問屋、天屋五郎衛門の大層豪華な酒食の宴の接待を受け、
芭蕉さんは、厚いもてなしに対する感謝の意をこめて二句詠みました。
「寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋」
この句は、種の浜の秋の風情は、光源氏が流された須磨にもまさっている。が、何やら果て
しない「寂しさ」を覚えた。芭蕉さんはふと眼前の秋の浜の景色を見て秋色に
ものの「哀れさ」「わび」「さび」を感じたようです。
特に長い旅路を共にしてきた相棒?の曽良さんが傍にいない寂しさが身に沁みた
ようですね。いまだに芭蕉と曽良の関係は謎のようです。
もう一句は「波の間や小貝にまじる萩の塵」
これは芭蕉さんらしい、俳諧風味満点の句ですね。
すっかり秋の月の下の酒宴もたけなわとなり満足した芭蕉さんはいよいよ
最終点の美濃・大垣に向かいます。font>
ここで芭蕉さんは、敦賀の回船問屋、天屋五郎衛門の大層豪華な酒食の宴の接待を受け、
芭蕉さんは、厚いもてなしに対する感謝の意をこめて二句詠みました。
「寂しさや須磨に勝ちたる浜の秋」
この句は、種の浜の秋の風情は、光源氏が流された須磨にもまさっている。が、何やら果て
しない「寂しさ」を覚えた。芭蕉さんはふと眼前の秋の浜の景色を見て秋色に
ものの「哀れさ」「わび」「さび」を感じたようです。
特に長い旅路を共にしてきた相棒?の曽良さんが傍にいない寂しさが身に沁みた
ようですね。いまだに芭蕉と曽良の関係は謎のようです。
もう一句は「波の間や小貝にまじる萩の塵」
これは芭蕉さんらしい、俳諧風味満点の句ですね。
すっかり秋の月の下の酒宴もたけなわとなり満足した芭蕉さんはいよいよ
最終点の美濃・大垣に向かいます。font>