天皇陛下、埼玉・日高市「高麗神社」にご参拝される。！！

2001年12月18日の今上天皇陛下の「百済とのゆかり」発言の真相を読み解く

先日、畏れ多くも天皇、皇后両陛下が埼玉県日高市の
「高麗神社」と巾着田曼珠沙華公園を訪問されました。両陛下は高麗神社
で神社の歴史や、神社が所蔵する写経「大般若経」などについて高麗宮司
より詳しい説明を受け、熱心に耳を傾けられました。
歴史をさかのぼると、第５０代桓武天皇＝天平９年（７３７年）～
延歴２５年（８０６年）の生母は百済系外来人氏族で百済の
武寧王の子孫であると続日本書記に記されていることに天皇陛下も
「韓国とのゆかりを感じています。」とのお言葉を述べられており
ます。歴史上、百済とは友好関係で高句麗に攻め込まれた時には
日本から援軍が行きましたが、白村江の戦いに大敗し、百済も
滅び、百済人が多数日本に渡来人としてきました。武蔵国には
渡来人が多く住み、現在も地名が、入間、高階、高麗、などが
残されています。
特筆されることは、天皇陛下自ら「高麗神社」にご参拝される事
は皇室では初めての事です。今の世間の事情から、この報道も
小さく扱われてることには残念な事ですね。