茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「枕草子」を読み現代に通じる清少納言の感性いとおかし!!

2017年10月27日 | Weblog
枕草子

昨日は「古典の会」の勉強会でした。今月より清少納言の
「枕草子」を読んでいきます。古典では有名な随筆集ですね。
「春はあけぼの・・・夏は、夜。月のころはさらなり・・・
秋は夕暮れ。・・・冬は、早朝、雪の降りたるはいうべきにもあらず。」
この第一段は、古来、名文として名高いですね。絵画的描写力は
素晴らしいですね。 「枕草子」は随筆文学、現代では
エッセイ集、いや、ブログの先駆者ですね。千年前にこのような
優れたキャリヤウーマンが存在してるとは驚きです。
この時代にもう一人、キャリアがいました。紫式部です。
この二人は、因縁があります。というのは当時の天皇である
66代一条天皇の皇后の中宮定子に仕えたのが清少納言で、
中宮定子が亡くなり、あとめの妃の中宮彰子に仕えたのが
紫式部でした。また、和泉式部も中宮彰子に仕えていました。
なんという因縁なんでしょうか。
ますます、これからの「枕草子」は興味が沸いてきます。
コメント
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