まんがで読む古典・徒然草 19段前半
春はあけぼの・・・いよいよ桜の花が咲き、菜の花も綺麗な日本の春が近くなりましたが、今年は今だに新コロナ禍が収まらず、楽しいお花見も自粛せざるを得ません。兼好法師さんも「折節の移り変はるようすは何につけても心にしみるものがある。心にしみる味わいは秋が一番深いと誰もが認めているらしい、それはそれで一理あるが、より一層心が目覚めるよう感じるのは春の風物だと思う」とおっしゃっています。桜の花が今にも開こうとするそんな時に雨や風の日が続いて慌ただしく散りすぎてしまうこうして青葉の時期になるまであれやこれや気をもむ日々が続くのだ。梅の花の香り、黄色の山吹の清らかな美しさ、藤の淡い紫の花房のたれさがった様子など、春はどれもこれも見落とせないものばかりだ。と、兼好さんは言っています。それなのにああ~それなのに自粛の春とは・・・「句を愛し小春を愛し人愛し=星野立子」
春はあけぼの・・・いよいよ桜の花が咲き、菜の花も綺麗な日本の春が近くなりましたが、今年は今だに新コロナ禍が収まらず、楽しいお花見も自粛せざるを得ません。兼好法師さんも「折節の移り変はるようすは何につけても心にしみるものがある。心にしみる味わいは秋が一番深いと誰もが認めているらしい、それはそれで一理あるが、より一層心が目覚めるよう感じるのは春の風物だと思う」とおっしゃっています。桜の花が今にも開こうとするそんな時に雨や風の日が続いて慌ただしく散りすぎてしまうこうして青葉の時期になるまであれやこれや気をもむ日々が続くのだ。梅の花の香り、黄色の山吹の清らかな美しさ、藤の淡い紫の花房のたれさがった様子など、春はどれもこれも見落とせないものばかりだ。と、兼好さんは言っています。それなのにああ~それなのに自粛の春とは・・・「句を愛し小春を愛し人愛し=星野立子」