いよいよお花見のシーズンを迎えますね。昨日、一都三府県に施行されていました緊急事態宣言が解除されました。兼好法師さんもお花見に関してこのようにおっしゃっています。『月花をば、さのみ目にて見る物かは。春は家を立ち去らでも、月の夜は、閨のうちながろも思えるこそ、いとたのもしうをかしけれ』これを現代の小池東京都知事風に現代語に替えると「皆さん、月や花は目で見るものとは限りません。春はステイホームしながらでも月や花を心に想い描けば、情趣を十分に味わえるものですよ。」ということになります。兼好さんのおっしゃる通り、なんと情趣に溢れてる日本人の心ではないでしょうか。
今、緊急事態宣言が解除され、新コロナ禍がいまだに鎮静しない状況の中、心ウキウキのお花見シーズンを迎えますが、お互いに心の持ち方で楽しいお花見シーズンを過ごしましょう。