こいのぼり(♬屋根より高いこいのぼり〜)byひまわり🌻歌詞付き|童謡 こどもの日/5月5日/端午の節句【日本の歌百選】
今日、五月五日は「端午の節句」です。男の子のいる家では鯉のぼりを立て、五月人形を飾り菖蒲の湯に入ったりします。端午の「端」は「初」をも意味し、もともとは月始めの午が五に通じることや、五が重なることからとくに五月五日を重五、重午など読んでこの日を祝うようになったといいます。
もともと日本では「端午の節句」は女の子のお祭りでした。
田植えが始まる前に早乙女と呼ばれる若い娘たちが「五月忌み」といって、田の神のために仮小屋や神社で穢れを祓い清めていたのです。この日は田の神に対する女性の厄払いの日でした。平安時代に入り、武事を尊ぶ「尚武」「勝負」にも通じることから男の子の祝う行事に代わっていきました。また、中国の「竜門を上って鯉が竜になった」という故事にあやかり子供の出世を願うために鯉のぼりを立てるようになり、完全に男の子の節句になりました。
季節も新緑の候となり八十八夜も過ぎて「夏もちかづく・・・」いよいよ爽やかなみどりの美しい季節になりました。