NHK大河ドラマ「光る君へ」9月22日放送36話36回37回次回予告!中宮彰子出産、呪詛事件、難産の理由!あらすじネタバレ解説!後編、藤原彰子出産、紫式部日記、歴史の解説
大河ドラマ「光る君へ」はいよいよ彰子の出産場面になります。若宮誕生の場面をまひろは事細かく紫式部日記に記録しておりました。
「御いただきの御髪おろし奉り御忌むこと受けさせ奉り給うほど、くれまどひたる心地に、こはいかなることとあさましう悲しさに、平らかにせきさせ給ひて、
後のことまだしきほど、さばかり広き母く屋・南の廂・高欄のほどまで立ち込みたる僧も俗も、今一よりとよみて、額をつく。
「万一の場合に備えて中宮さまは一時だけ出家の形をおとりになる頭頂部の髪を切り尼としての「戒」をお受けになるのだ。その時の気持ちたるや目の前が暗くなり、「どうなるものか」と悲しみがこみあげてくるものだ。だが中宮様が無事ご出産なさいました。多くの僧たちもどよめいて床に額をこすりつけている。」と無事出産の様子を記しております。まひろもひと安心の様子でした。