超訳マンガ百人一首物語第五十八首(大弐三位)
百人一首第五十八番 有馬山ゐなのささ原風吹けばいでそよ人を忘れやはする。=有馬山から猪名野の笹原に風が吹くと笹の葉がそよそよと鳴りますね、その「その」ではありませんが、お忘れになったのは貴方です。私がどうして忘れるでしようか。という歌ですね。紫式部の娘、藤原賢子=長保元年(990年)生まれ、文学的才能に恵まれ母親譲りの書き物にも才能を発揮し「宇治十帖」の作者ともいわれています。ドラマでは藤原道長と紫式部との間に生まれたとされていますので、どちらに似ても才能は間違いありません。後に御冷泉天皇の浮母となる、高階成章の妻となり藤三位大弐三位と称されました。
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