大寒の節気と漢詩のお話
今日1月20日は二十四節気の「大寒」です。一年で最も寒い頃で、冬で最後の節気となり、大寒を過ぎれば暦の上では春を迎えます。地域により多少の差がありますが、この時期見ごろの草花には椿、水仙、セツブンソウ、などがあります。厳しい寒さのなかで咲く花がもうすぐ訪れる春を知らせてくれます。また、食べ物としては小松菜、キンカン、ぶり、があります。「小松菜」は江戸時代8代将軍吉宗が小松川地区で鷹狩をした際に献上され「小松菜」と命名されビタミンやミネラルを多く含みカルシュウムはほうれん草の約三倍です。「キンカン」は1月~3月頃に旬を迎える柑橘類でのどの痛みを抑える効果があります。「ぶり」は出世魚といって成長と共に名前が変わります。80センチ以上になったものを「ぶり」といいます。EPAやDHA、ビタミンなど豊富に含みコレストロールを下げ動脈硬化を予防する魚です。「大寒」の今日は寒さを感じさせないくらい暖かな日よりです。もうすぐ春ですね。
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