先週金曜日からのParis襲撃事件、犠牲になられた沢山の方達に哀悼の意を捧げます。
2015年の始まりのFRでのテロ、続くISに拉致されたお二人の日本人が亡くなられた時の
何ともいえない気持ちを再び味わうとは...。
縮小で見づらいかもしれませんが、Paris市内での事件現場となってしまった10区、11区は
写真PC左tablet上の地図上ハート型チャームで示した辺り。
Paris市内の区は中心の１区から時計周りでエスカルゴの巻状に20区まで分かれていて、
10区、11区は中心部に近い2巻目の東部にあります。
(地図は「PARIS GRAND FORMAT」ISBN 2-84389-032-2)
お仕事で赴任中の日本人の方達が居住するエリアは主に西部が多いのですが、
次なる標的に考えられていたという新凱旋門のあるLa Defenseは居住していたアパートの
最寄駅から３駅先でNewsを見て凍りつきました。
又、自分が通っていたフランス語学校は現場の一つカンボジア料理店も近く、
追悼集会が行われている共和国広場Place de la Republique は
学校への行き帰りいつも通っていた場所です。
もともと日本に比べれば治安が悪い面も多々あり、ジプシーの子供達によるスリや荒っぽい
走行中二人乗りオートバイから車のガラスを割っての引ったくり等緊張感は高いのですが、
自国内に潜伏している同じ国隣国の人間によるテロ行為は相当深刻な問題だと拝察しています。
今回の首謀者も顔写真は純朴な青年に見えるのに、ISの思想に傾倒していくまでの様々な
背景を考えるとあの笑顔が刺さって来ます。
その国にいて、不幸だと思う人を出さない様にする事も重要な事ですね。
今回の事件に絡んで、ようやく心が少し温まる事も報道され始めました。
11/20朝日新聞朝刊39面(追記11/22同朝刊1面にも)掲載の、奥様を亡くされたFR人ジャーナリスト
の方のfacebook文章「テロリストへー憎しみという贈り物はあげない」。
そして現地で読んでいた「Ovni」のfacebookでは、献血を申し出る人達が3時間も順番待ちの情報や、
子供達へ今回の事件をどう説明するかというオンラインPDFの紹介もされています。
共和国広場での、ドイツ人ピアニストの方によるJohn Lennonさん「imagine」演奏動画も掲載。
＜ https://www.facebook.com/ovninavi ご参照＞
宗教上の難しさがありますが今年の嵐さんワクワク学校内相葉さんの印象的な言葉、
「許せない！という思いから世界に憎しみが連鎖する」
「忘れてリセット」→「人の失敗も忘れて相手を許してあげる」
「忘れて許して笑顔が生まれる」 こんな風になれたらいいなと思います。
写真PC右tablet下は、FRで大変お世話になったMさんより頂いた紅茶とKey ring。
お忙しい中、店までお立ち寄り下さって本当に有難うございました。
最後に、FRにいる友人、知人の方達の安全を心から祈っています！！！
<2016/3/23追記> 又しても起きてしまったベルギーBruxellesでのテロ。
暗澹たる気持ちですが、巻き込まれたしまった邦人の方の回復をお祈りします。
大使館情報を注視していく必要がありますね。
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